メンタルコントロール

私は人間関係に距離を置くことで自分の心を守っていたぐらいなので、

私自身はストレスに弱いと思います。

実際に対人関係に距離を置くことが出来なかった仕事でうつ病になったので、

本当に打たれ弱い性格だと思います。

 

それは今でも変わっていません。

打たれ弱さはまだ残っていると思います。

ただ、メンタルコントロールにより、以前よりもストレスを受け流すことができて、

ストレスに強くなったと思います。

 

このメンタルコントロールはどういった事でしょうか。

色々な方法があると思いますが、私が特に行っていることは、

自分自身にある様々な思い込みを極力、意識して理解し、

その思い込みを切り替えていくことです。

ストレスがあった際には特に心がけています。

 

例えば、何か仕事でミスをして怒られた際に、

自分を責める気持ちが出てくると思います。

ただ、責める気持ちが出たまま、自己否定してしまったり、

気持ちを引きずったまま、別の仕事をして再びミスをするという事がありました。

 

心理学を勉強してからは、私は人間はミスをするものという認識を持つようにしました。

そして、ミスをしてしまった時に、咄嗟に自分を責める気持ちが出てきます。

しかし、そのまま自分を責める気持ちを持ち続けたり、

気持ちを引きずることは避けるようにしています。

 

この自己否定は、ミスをしたことに対する否定的な気持ちや、

期待を裏切ったというショックから来るものだと考えて、

自分が望んでいるのは、ショックを持ち続けるのではなく、

ミスをせず、普段通りに仕事をすることだと考えて、

気持ちを整理し切り替えていくようにしています。

 

このように自分の気持ちを呼び起こしている思い込みを理解し、

この思い込みを置き換えたり、積極的に活用することで、

自分をコントロールするようにしています。

 

このメンタルコントロールは認知療法という療法の仕方です。

ご興味があれば厚生労働省のホームページで調べて頂くか、

ご相談頂ければと思います。