社会復帰の恐怖

今すでに働いている方は、

学生でも何でもないのに働くこともせず、

家にいる方に対して、怠けているという思いを抱くかもしれません。

 

しかし、色々な理由で社会から長期で離れていると

再びアルバイトや、仕事をすることに恐怖感を感じることがあります。

 

例えば、職場でうつ病などで仕事が出来なくなって退職したあと、

数か月休んで病気が回復したとします。

その後に再び仕事をしようと考えたとしても、

病気になった時のことを思い出して、仕事に就くことが怖くなってしまうのです。

 

私も営業職をしている時にうつ病になってしまったので、

未だに営業職に対しては恐怖心があります。

 

同じように仕事をしている中で、社会で生活している中で、

例えば人間関係で悩んで仕事を辞めてしまった場合、

再度、人間関係で酷いことが起こるのではないかと不安になり、

なかなか、働くことに対して不安になるのです。

 

この不安や恐怖は、時間が経てば経つほど、大きくなります。

非常に厄介ですね。

 

この社会復帰への不安や恐怖に対しては、

心理的なハードルを下げる事と、挑戦することが大切です。

1日だけで終わる仕事や、すぐに辞めても良いと思って

簡単そうな仕事を選ぶこと。

 

そのように心理的なハードルを下げる事、

そして、とりあえず挑戦をすることと、行動を伴っていなくても行動しようと思うその気持ちから

まず認めていくことが大切です。

そして、少しずつ挑戦しようと思う気持ちを高め、

行動に繋げていく必要が大切です。

 

社会との繋がりを全員が必ず持つ必要はありません。

ただ、多くの方に取って、社会の繋がりは掛け替えのないものなのも事実です。

 

社会復帰をしたいけれども、怖いという方は

心理的ハードルを下げて、少しずつ挑戦して頂きたいと思います。