うつ病になってしまうと、周囲の人が自分を必要ないんじゃないかという
不安や恐怖心が出てくることがあります。
世の中や、社会から不要な存在と思ってしまうことが
本当にあります。
非常に辛くなります。
さらには休職してから、職場に戻ると、周囲に迷惑を掛けたと思ってしまって、
勝手に疑心暗鬼に陥ってしまうこともあります。
本当は周囲はそんなことは思っていませんし、
逆の立場で、同僚が休職した場合には、心配していると思います。
それなのに、自分が迷惑を掛けてしまうと、
周囲に嫌われてしまったんじゃないか、迷惑がられるのではないかと、
不安に陥って、勝手に四面楚歌のような思いになります。
この四面楚歌は、周囲に助けが無く敵ばかりという状況です。
でも、実は助けはあって、味方はきちんといます。
ただ、うつ病だとそのような味方を見付けるような視野の広さも持てず、
疑心暗鬼に陥ってしまうのです。
勿論、うつ病以外の心の病であったり、
昔からの人間関係で人に対して警戒心を抱いている状態ですと、
同じような周囲に嫌われているのではという気持ちにもなってしまうこともあります。
私も、うつ病の時には同じように感じており、
うつ病が寛解してから別の職場に移った時にも、
同じような気持ちを抱いていました。
しかし、それらは全て杞憂でした。
多くの心の病でしんどくなって休まれている方が、
これらの疑心暗鬼を払しょくして、
心落ち着いて働けるようになって頂きたいと思います。
その為の支援を出来る限り頑張っていきたいと思う今日この頃です。