雨宿り

「初心忘れるべからず」という言葉を最近、考えることがあり、

このブログを作った時のことを思い出す中で

大樹をイメージしていたことを思い出しました。

 

人生には突然の雨や風、時には嵐が来ることもあると思います。

そんな時に、雨宿りのように、大樹の下に身を寄せ、

雨や風を凌いで、暫くして雨が止んだら、そこから立ち去る。

そんな大樹のような存在のカウンセリングルームを作りたいと考えていました。

 

その為、皆さん大樹があることは知っていて、

雨や風の時には思い出すけれど、

快晴で皆さんが自分の人生を元気に過ごされている、

楽しませている時には不要な存在で、

雨が降った時に思い出して貰えて利用して貰う。

そんな存在で良いかなと思っていました。

 

このような思いがあり、私はカウンセリングが終了し

日常生活に戻られた方は、またしんどくならない限りは

ご連絡なども不要で、ただ元気にして頂ければ良いと思っています。

 

何かあった、しんどい時に、支えになれれば良いと思っています。

その為には、大樹が常にある必要があると思います。

 

大樹は常に皆さんがいつでも雨宿りできるように、そこに在り続けることが必要と考えて、

カウンセリングのスキルを磨き続けることは勿論ですが、

カウンセリングルームを持ち続けることも目標にしようと考えていました。

 

それがかれこれ、8年前の4月11日だったと思います。

皆様のご愛顧により、8年間、カウンセリングルームを持ち続けることが出来ました。

 

今後も大樹であれるように、カウンセリングスキルを磨き、

人間性を磨き、安心感を与えるカウンセラーになれるように研鑽を積んで

皆さんが必要とした時、心の中に雨や嵐が吹き荒れた時に、

その雨や嵐が少しでも早く去っていき心に快晴が訪れるように支援ができることを目指したいと思います。

 

久々に初心を振り返りました。

今後も少しずつ初心を忘れずに前に進みたいと思います。