会社が学校、テレビなどでも挑戦をする人は素晴らしいという雰囲気があると思います。
私もその通りに思います。
しかし、失敗に関しては、同じような雰囲気は無いような気がします。
失敗する人は素晴らしいという雰囲気がある所も、もちろん存在すると思います。
しかし、失敗したら責められたり、余計な事をするなと怒られたり、
失敗を歓迎される、恐れずに失敗した事を素晴らしいと褒める雰囲気を持っている所は
まだまだ少ないように感じます。
成功が見えている挑戦は喜ばれますが、失敗の可能性が高い挑戦は
批難されるそんな雰囲気が多いのかなと思います。
ただ、そもそも成功が見えていることは挑戦ではなく、
どうなるか分からないけれどやってみることが挑戦かなと思います。
出来るだけの準備や計画はしながらも、それでも不透明な部分があって、
将来が分からない事があって、失敗は怖いけれど、
それでも行動してみる事が挑戦かなと思います。
私は挑戦には失敗が付き物と思っています。
挑戦を素晴らしいと褒めるのであれば、同じように失敗を許容し、
失敗したけれども行動したことは褒める、
そんな雰囲気があれば人はどんどんと挑戦するのかなと思います。
例え失敗しても、再び立ち上がれる。
失敗しても、応援し支えてくれる人がいる。
だからこそ、失敗を大きな不安と感じずに挑戦できるのかなと思います。
勿論、同じ失敗を幾度も繰り返したり、
挑戦でも何でもない所で、手を抜いて失敗することは
ダメなことだと思います。
しかし、同じ失敗だろうと挑戦の結果の失敗であろうと、
全ての失敗を許容しない雰囲気があれば、
誰も挑戦をしなくなると思います。
そのような事を失敗したら非常に怒られる場所で働いて、
疲弊されている相談者を見て感じました。
私は、後輩の挑戦を推奨し、失敗を許容しながら、
どうすれば次の挑戦がうまくいくかを一緒に考えられる。
そんな存在になりたいと思う今日この頃です。