視野が狭く、目の前のことしか見えていない
そんな風に思う時はありませんでしょうか。
私は振り返ると、そんな風になっている時があります。
集中して考えていると言えば表現は良いかもしれませんが、
心に余裕がなく目の前のことしか見えず
視野が狭くなっているのだと思います。
こんな風な事が極端になってしまい、
さらには自分の集中の先が自分の意思とは別でコロコロ変わってしまうと
発達障がいと言われることもあります。
例えば国語の勉強をしている時に、目の前に消しゴムが目に付けば
この消しゴムがどこで作られているのだろうと考えて、
その時に窓の外で救急車が見えれば、その救急車を見続ける
こんな事が自分の意思とは別で起こってしまうことがあります。
中には練習をして改善すればいいと思う方もいますが、
梅干しを見て唾が出てしまうことが起こるように、
勝手に起こってしまうので、相当の根気と時間が必要です。
そこまでのことは私ではありませんが、
何か焦ることがあると、そこに意識が行ってしまい、
他のことが突然見えなくなってしまいます。
その場のいる人をどんな気持ちにするかも想像せずに行動して
不快な気持ちにしてしまう欠点が私にはあります。
最近は、自分にはこのような視野が狭く
心の余裕をすぐに無くすという特徴を理解して、
焦り始めた時に気づき、すぐに改善はできなくても
後で気付いて、迷惑を掛けた人に謝るようにしています。
本当に困ったものですね。
ただ、私に相談して頂いている方とお話ししている時に、
時々、私は本当に凄い人と思っている方もいます。
そんな事はありません。私も欠点が多い人間です。
こんな欠点の多い私だからこそ、多くの方の挫折や傷付いた心を
少しでも分かることが出来るのかなと思います。
一緒に悩み、欠点を改善するための方法を一緒に考え
そして、一緒に成長していければと思います。
相談者と同じ目線でお話をさせて頂きたいと思う今日この頃です。
