文化の変化

今日は節分ですね.

鬼退治のよう豆は準備されましたでしょうか。

 

私は、豆をそのまま食べることが好きではなく。

さらに食べ物を無駄にするようなことが心に引っかかるので

結局、購入をしませんでした。

 

もし子供がいれば多分やっていたと思いますが、

自分だけなら、まぁいいかなと思ってしまいます。

こういう所が、きっちりとした性格になれない所なのかな

自分を振り返ります。

 

そんな節分ですが、いつからでしょうか。

恵方巻きが一般的になっていますね。

 

 

私が小学生の時はきちんと豆まきをしていました。

年の数だけ美味しくは感じていませんでしたが、

豆を食べてもいました。

しかし、恵方巻きは食べていませんでした。

スーパーにもこんな風に恵方巻きが売っていなかったと思います。

 

それが、こんな食品廃棄の問題として取り上げられるぐらいに

恵方巻きが大量生産され、スーパーで売られているのはいつからかなと思いました。

 

こんな風に実は昔はなかったけど、今は当たり前になっていることが多いと思います。

普段は考えることもないので、気付くこともあまりないかもしれません。

しかし、ふと考えると昔はこんなことが無かったなと思うことはありませんでしょうか。

 

一方で30年前ぐらいにウォークマンなどができた時には、

歩きながらイヤホンを付けている人を眉をひそめて見ていましたが

今では大人も含めてイヤホンを付けている人は半分ぐらい居るように思います。

 

常識や文化は普遍的なように感じますが

どんどんと変化し、古い常識や文化はひっそりと無くなっていると思います。

そして、新しい常識や文化がいつの間にか当たり前のように出来ているように感じます。

 

人は本当にゆっくり動くものを動いていると認識できませんが、

気付くと物凄く移動しているということがあります。

 

同じように毎日の変化が本当に僅かであれば、

変化していると認識できないのかもしれません。

 

もし皆さんが周囲の常識や文化と自分が違っているような違和感を感じてしまい、

自分がおかしいのではと思う時があれば、

それは自分がおかしいのではなく、いつの間にか周囲が変わっているのかもしれません。

 

しかし、それに合わせないといけない訳ではなく、

昔の常識や文化を大切にしても良いですし、新しい常識や文化を取り入れご自身を変化させても

どちらを選ばれても良いと思います。

 

そんなことを恵方巻きを見ながら考えていました。