アラハンという言葉をご存知でしょうか。
私は全く知りませんでしたが、
アラハンとは、「アラウンド ハンドレッド」という言葉を略したもので、
100歳前後の方を指す言葉のようです。
アラフォーなどは聞いたことがありますが、
アラハンという言葉まであるなんて驚きました。
この言葉が出来たということは、 アラハンが当たり前の世の中になってきたということです。
織田信長で有名な「敦盛」のなかには、「人間五十年、 化天のうちを比ぶれば」という言葉があります。
昔は50歳が寿命のように考えられていた時に比べて、
平均年齢が100歳になる日も現実的に見えてきている現在は
まさに夢のような世界かもしれません。
しかし、寿命が延びたからといって、全てが良いわけでは無く、
高齢化社会を受け入れる社会を作らないと、
社会からの孤独や、認知症など本人の問題だけではなく、
介護離職など周囲の人にも関わる多くの問題も存在します。
アラハンが当たり前の世界になったからこそ、
アラハンの方々が当たり前に生活できる世界を目指すことが大切か なと思います。
その際に、AIなどの導入や介護ロボットの導入なども
開発されていますが、まだまだ手は足らない状況で、
制度としては3人の福祉施設利用者につき、 1人の介護従事者が付かないといけないそうですが、
現実には2人の利用者に1人の介護従事者でなければ、 手が回らないそうです。
そこで事故が起こっても問題になるので、
本当に介護・福祉に従事されている方は凄いと思います。
私は福祉や介護の分野はまだ精通していませんが、
今後は、このフィールドは広がり、一般の人にとっても
無関係ではない領域になると思います。
アラハンが当たり前になった時代に、どのような事ができるのか
きちんと考えていきたいと思う今日この頃です。