器の小ささ

カウンセラー、キャリアコンサルタント

そのどちらにも共通することは、

スーパーバイズなどを受けて、常に自己研鑽を必要とすることです。

 

このスーパーバイズでは、自分のカウンセリング、キャリアコンサルティングが

クライエントにとって利益に繋がる内容を行っているのか、

しっかりとした見立てを立て、理論に沿った支援が出来ているか振り返ります。

 

このように書くと専門的ですが、別の側面でいうと、

自分の出来ていない事、

正しいと思ってやってきたことが、間違いであった(最適ではないかもしれない)と感じる瞬間を

受け入れて、自らを変える必要があります。

 

これは幾度も経験していますが、色々な葛藤が生じてしまい、

素直に学びたいと考えつつも、色々と複雑な思いが出てきて、

素直に学べない瞬間があります。

 

後で、非常に反省して、自分の器の小ささに頭を抱えてしまい、

言われたことを噛み砕いて考えて、次には自分を変化させて、

しっかりと次の指摘は受け入れる自分になりたいと思います。

 

この器の小ささですが、私は本当に心が狭いと思う事があります。

ただ、自分は器が大きいと虚勢を張らないことや、

周囲を否定して自分の正当性を主張する気持ちを抑えられるようになっただけ、

少し成長をしたかと思います。

 

私の20代前半は、この気持ちが非常に強かったので、

おちょこの大きさも無い、器だったかと思います。

今ではコップぐらいにはなったでしょうか。

いつかは、少しずつ大きくなりどんぶり、お鍋と行き、最終的には大海のような

器の大きさになりたいと思います。

 

この自らの器を広げるには、自分の出来ない事や、周囲の指摘に耳を傾けること、

そして、自分の出来ていない所を受け止めながらも、

自分の芯をしっかりと持つことかと思います。

 

自己否定でもなく、自尊心でもなく、

しっかりと自分を肯定しながら、内省できることができる人が

器が大きいと思います。

 

そのようにできれば、もっと多くの方のカウンセリングをでき、

多くの方の支援ができ、目指すべきカウンセラーに成長できると思います。

 

そのような事を、勉強会で感じました。

まだまだ成長の為に、長い道を歩む必要がありますが、

一歩ずつ、成長していきたいと感じる今日この頃です。