環境を整えるか、自分を変えるか

日本は有給休暇の取得率が低い状況があります。
これに対して政府は5日間の有給休暇の取得を義務化することを考えています。
しかしこれに関わることで、先日、なるほどと思ったことがあります。

それは、環境を整えることも大事だけど、
自分の性格を理解することも同じく大事と言われました
例えば、育児に関わる時短などの制度があったとします。
その時短を使って帰るときに、忙しく働いている同僚に申し訳ないという
気持ちを強く感じてしまうと、
その制度を利用できないと感じてしまう場合もあります。
同じく有給休暇なども、お客さんに申し訳ない、同僚に申し訳ない
上司のプレッシャーが怖い、家に居たくない
など色々な理由や感情から有給休暇の取得を避けようという気持ちが出ると
制度などの環境は整ったとしても、休めないという場合があります。
その為、制度などの環境を整えることはもちろんの事、
利用する側の私達自身の認識や考え方、
一歩を踏み出す勇気を持つなど、私達自身が変わる必要があると仰っていました。
これを育休、産休が無かった時に、作り上げた方の言葉だったので、
非常に言葉の重みを感じました。
実際に制度を作っても、初めに利用する方が少なかったそうです。
有給休暇が制度化をした時に、
私達自身が、有給を使っていくこと、サービス残業を辞めるなど、
変化を起こす必要があります。
上司が残っていると帰りにくいなどもあるかもしれませんが、
そこに忖度せず、職場環境を改善する為に
法律を遵守する為に、そして今後の後輩や同僚の為に
毅然と帰り、毅然と有給を取ることが必要かなと思いました。
とは言いつつも、職場の人間関係を気にしてしまうとは思います。
極力、自分も少しずつ変わりながら、
職場環境も整えて、皆が良い方向に変わっていくと良いなと思います。
環境を整えるだけでは良い方向には繋がらない。
変えるには、私たちの変化も必要だと学べました。
今後、良い変化を起こしたい時には、自ら積極的に変化できるように
心掛けたいと感じた今日この頃です。