意外な所の高齢化

現在、日本は高齢化社会に突入していることを知らない人は

日本の大人で、知らない方はいないと思います。

どんどんと高齢化が進んでいて、超高齢化社会にまで突入しようとしています。

大変な状況ですね。

 

しかし、意外に知られていない所にも高齢化は進んでいることを知りました。

それは、少年刑務所です。

 

少年刑務所と聞くと、多くの犯罪を犯した少年が服役して、

社会復帰を目指し更生に向けて頑張っているイメージがありませんでしょうか。

私は、そのようなイメージがありました。

 

しかし、現在の少年刑務所では20歳未満の少年は入所者数約2600人中、12人だそうです。

65歳以上の方は84名いるようで、20歳未満の少年よりも多いのです。

26歳未満の人は50%を超えるのですが、半分ほどの方は26歳以上の方なのです。

 

これでは、少年刑務所というよりも、

成人刑務所やもう少し経てば高齢刑務所という名前の方がしっくり来てしまう

なんていう冗談にもならないような状況になってしまうかもしれません。

 

この背景には矯正が整っているなどの要因があるようです。

その為、多くの方が少年刑務所に入り、矯正に取り組まれ

社会復帰を目指されることは社会にとっても望ましいことです。

しかし、こんな所にも高齢化が進んでいるのかと驚きました。

 

今後は、色々な所で高齢化が進み、それにより様々な問題が起こると思います。

それに対して、社会はどんどんと変わっていくと思います。

今後は、少年刑務所のような少年と名前が付いている所にも高齢化が進むように、

意外な所にも変化が及ぶのかなと思いました。

 

就労支援も若い方が相談に来るというイメージを持っていらっしゃる方もいますが、

定年退職後の高齢者の方も多く来ます。

 

この驚きを司法分野の勉強の中で学びました。

心理の世界は多くの業界に広がっていっていますので、

それらに対応できるように、自己研鑽を積んでいきたいと思う今日この頃です。