個性を受け入れる

自分自身が嫌になったり、自分がおかしいんじゃないかと思ったことは

ありますでしょうか。

 

私は幼稚園から小学校まで、ほぼ毎日遅刻し、宿題も出さず、友達も一年間に1人だけでした。

先生から怒られなかった日はないと思いますが、多くはすぐに忘れて遊び回る日々でした。

ただ、立たされて、全員が帰るまで残っていたことは覚えています。

 

宿題をしないと倍の量になるというクラスでは、書き取りのドリルが100ページを超えた時点で

無理と思い、元々やる気も無かったのですが、居残り中にも遊び回っていたように思います。

 

ただ、腹が立つことに、勉強は中ぐらいはできました。

宿題をしなくても、本を読むことは好きだったので、授業中にも先生の話を無視して

一人でさっさと国語の教科書などを読んでいたので、ある程度勉強は出来ました。

しかし宿題をやらないので、決して上には行けませんが、

先生としてはさぞ腹が立ったことと思います。

 

これだけを書くと、専門家の方は私を発達障害というかもしれません。

私自身は自分のことなので判断はしにくいですが、

異常ではあると思います。

当時の私は、自分のしたいように振舞っていただけですが。

 

そんな私も、今では1日8時間以上、カウンセリングで集中しても立ち歩くこともなく、

遅刻もしませんので、ご安心ください。

物忘れは多いかもしれませんが。

 

発達障害などの障害や、うつ病や統合失調症も診断だけされるとショックを感じます。

しかし、それらは自分自身の特徴でしかありません。

それらはあくまで自分の苦手な所、弱みな所を理解できたと思って、

それらの特徴を生かして、今後はどのように生きていくかを考えていくと良いと思います。

 

私は宿題をせず、言い訳ばかりをしていたから、その時その場で考える力が養われました。

計画性は苦手ですが、柔軟性はできたと思います。

 

学校にきちんと行っていませんでしたが、それでも大人になって生きていけるということは体感しました。

その為、カウンセリングの中では、不登校や引きこもりになっていたとしても、

それで人生が終わりとは私は全く思いません。

むしろ、目の前の方の可能性を信じ、私以上に成長できる方はごまんといると考えています。

 

自分の個性を受け入れ、それを克服しても良いです。

個性を生かして成長しても良いと思います。

 

是非とも、そんな皆さんが成長する為のサポートとしての相談業務に携わらせて頂きたいと思います。

そのような事を頑張る方々を見て感じた今日この頃です。