挫けてからが始まり

キャリアコンサルティングとして多くの方のキャリア相談を受けることがありますが、

一方で就職の相談を受ける事も多いです。

 

その就職の相談の中には、面接練習もあります。

やはり面接を久々にすると、簡単に言葉が出てこないので、

普段の自分らしさを出すための練習のような感じでしょうか。

 

その際に、色々な質問をしますが、その質問の中に、

「挫折経験はありますか?そこから学んだことは何でしょうか?」という質問があります。

 

これはいじわるでしている訳ではなく、

本当の面接の場面で聞かれやすいため、私も質問をしています。

 

この質問をどうして、面接の場面で人事がしているのかを聞いたことがあります。

回答は様々でしたが、「仕事では挫折がつきもので、その時にどのように行動するか知りたい」

「挫折をした時に、どのように対処するかで、その人の本音が見えるから」などと

聞いたことがあります。

 

これらの人事の方とお話しした中で、感じたことは、

タイトルにもある通り、挫折をしたら終わりではありません。

挫けてからが始まりです。

 

何かを行う時に、初めから成功し続ける訳ではありません。

やっぱり失敗や、上手くいかない事があります。

その時に、挫けたとしても、そこから立ち上がり、学び、前に進めるかが

最も大事なことだということです。

 

挫けてからが始まりです。

もし、皆さんの中に、今まさに挫けて、動く気力が無い時には、

今が全ての終わりではありません。

むしろ、今から成長の為の一歩を踏み出すことができる準備が整っているということかもしれません。

 

ただ、そのように思えずに、気力がわいてこない時には、

周りの人に話を聞いて貰ったり、支えて貰って、前に進むことも良いと思います。

 

最近は失敗を恐れて、失敗したくない行動したくないという方もいらっしゃいます。

その気持ちも非常に分かります。

ただ、失敗や挫折は終わりではなく、成長の始まりです。

 

是非とも前に進むために、行動して頂きたいと思います。