睡眠

睡眠状況は心の状況を図る為に、非常に大切な指標の一つです。

ストレスチェック制度の中にも、不眠や過眠など、

睡眠状況が変化していないか問われます。

人にとって、睡眠は非常に大事な要素です。

 

しかし、時に非常に不思議な方がいます。

私にとっては羨ましいと思ってしまのですが、

極端に睡眠時間が少なくても、精神的な病気にもならず、

非常に元気な方がいるのです。

 

躁鬱病などの躁状態という、いわゆる精神的に非常に高揚していて

ハイテンションな時には極端に睡眠時間が少ない方もいますが、

その方も疲れが一時的に感じないだけで、眠らないとフラフラしたり、

身体が悪くなります。

 

しかし、このような状態ではなく、

本当に心も元気な状態で、眠らなくても平気で、健康的な方がいます。

例えば、タレントの武井壮さんは睡眠時間は1時間でも平気らしいです。

医学的には非常に珍しいのですが、普通は浅い眠りと深い眠りが繰り返し訪れる所、

わずか数分で深い眠りに突入し、そのまま深い眠りが続いて一気に頭を回復させ、

1時間で起きるそうです。

その結果、僅かな睡眠時間で非常に元気らしいです。

 

一時期、テレビで話題であったナスDさんも3日間寝ずに過ごせるそうです。

武井壮さんと同じく、新人類とも言うべき、回復力を持っている方なのかもしれませんね。

 

そんな風に思っていると、先日、睡眠時間が一日1時間程度で、

一週間過ごしている方と出会いました。

お話していても、精神的な校風状態でも、しんどさを隠しているようにも感じず、

身体は少ししんどいと仰るだけで、元気にお仕事をされていました。

私は1日7時間は眠らなければ頭が働かず、頭痛がするぐらいなので、

非常に羨ましかったです。

 

心理学の教科書やストレスチェック制度では、1日の睡眠時間は6時間が望ましく、

4時間未満の睡眠が20週(4か月)以上続けば精神疾患になる確率が8割と言われています。

 

その考え方を元にしていましたが、本当に例外となる方がいるのだなと

この方とお会いして感じました。

 

ただ、あくまでもこの方は寝なくても元気な方ですが、

それは僅かな睡眠時間でも、一気に深い睡眠が取れるという特殊な体質の方だけです。

皆様は、無理をなさらず、出来れば7時間以上の睡眠時間を確保し、

質の良い睡眠を心がけて頂きたいと思います。

 

しかし、眠すぎて悩む私には、僅かな睡眠でも元気で居れたら、

1日5時間以上、自由にできる時間を余分に持っていることは

羨ましいと感じてしまった今日この頃です。