何気ない幸せ

私は、多くの方のカウンセリングをさせて頂いています。
多い時には1日10人以上、クタクタになるぐらいに相談対応をさせて頂きます。
1回ごとにお話を聞かせて頂き、一緒に考え、悩みを整理し、
そしてカウンセリングが終わると、それを即座に忘れて、次の相談の準備をします。
この準備も短い時には数分なので、休憩もほぼなく、次の相談をさせて頂きます。
終わる頃には、クタクタになり、甘いものが非常に欲しくなります。
そのせいで、お菓子を食べて、一時期は凄く太ってしまいました。
ただ、ふと思うと、10年前の私はまだ営業をしていて、
毎日が自分に合わない仕事で非常に辛く、
辞めたくて辞めたくて、しょうがなかったです。
朝は仕事に行くことが嫌でしたが、お金のためと仕事に行っていたことを覚えています。
そこから、考えると、毎日クタクタになりますが、
自分のやりたいことであり、どれだけクタクタになろうと、
翌日に仕事が嫌で行きたくないと思ったことはありません。
前日に送別会などがあり、遅くなると起きたくないと思う時はありますが、
相談はさせて頂きたいですし、相談に来て頂けると、
非常に嬉しいです。
恵まれていると思います。
私にとっては、カウンセリングは毎日当たり前にある仕事ですが、
この何気ない仕事は尽きることなく、
この先もずっと続けさせて頂きたいと感じています。
このようなことを、何と無く仕事に飽きてしまったという方のお話から感じました。
私は一時期は、仕事が嫌で、仕事と人間関係が上手くいかず、
どん底とは言いませんが、辛くてしんどくて不安な時期がありました。
その時期があったからこそ、この当たり前の日々が非常に有難いと思います。
そのようなことを感じました。
皆さんにとって、何気ない当たり前に日常はたくさんあると思います。
しかし、もし無くなってしまうと、嫌だと感じるものはありますでしょうか。
それは、決して欠かせないものだと思います。
何気ない日常が有難いことを時々思い出し、
大切にしていきたいと感じた今日この頃です。
もし、その有難い日常が分からなくて、日々に張り合いが感じない時には、
ご相談に来ていただければ、一緒に初心を思い出すお手伝いをさせて頂きたいと思います。