ついつい年齢を重ねてしまうと、若い方の気持ちを汲み取りにくく、
若い方たちの苦労や大変さを、軽いものと扱ってしまうことがあります。
例えば、10代の悩みと、サラリーマンで部長をされている方の悩みだと、
どちらがより深刻だと思われますでしょうか。
結論は、どちらも深刻なのですが、ついつい大人は、
自分たちの10代の悩みを通り過ぎてしまっているので、
後々、考えると大したことがないと考えてしまいます。
今の若い方々は本当に苦労をされていると思います。
小学生は習い事を複数こなしながら、学校の勉強や受験対策を行っています。
大人がそんな子供を見ると、外で遊びなさいと思うかもしれませんが、
今は公園は遊ぶことを禁止されています。
外で遊ぶこともできず、友達と塾で会うという感じだそうです。
私の子供時代では想像できないことです。
そして、昨日から就職活動が本格化しました。
学生はスマホを片手に、説明会の予約を取る為、24時間、気を張り続けます。
さらにネットが発達し、スマホを活用して、
スケジュール管理や移動中も情報確認して、分刻みのスケジュールをこなしながら、
書類提出、面接対策などを行っていきます。
お話を聴かせて頂くだけで、本当に大変だと思います。
そのような苦労を重ねた結果、大人にその苦労は意味が無いや
無駄だと言われてしまうと、辛いと思います。
今は時代の変化が激しい中で、若い方は苦労を積み重ねています。
私は少しでも、そのような苦労を聴かせて頂き、
受け止めさせて頂きたいと思います。
そのような事を、就職活動で悩み、将来のことに悩む若人のお話を聴かせて頂く中で感じました。