精神が肉体を凌駕?

病は気からという言葉は、気持ちが弱っていると病になりやすく、
また、病気であっても前向きな気持ちでいると、
病気が早く治ったりするという意味だそうです。
では、精神さえしっかりとしていれば、肉体は常に元気であり続けるのでしょうか。
それを、ふと考えさせられることが先日ありました。
少し前に体調不良になった際に、どうしても外せないセミナーがありました。
セミナー中には咳き込む訳にも、鼻が詰まる訳にもいかず、
何とかしないとと思って、取り敢えず思い付く体に良い事を全て取り組んでから、
セミナーに臨みました。
セミナーが始まる直前までは「咳が出るのでは」
「鼻が詰まって声がおかしくなるのでは」という不安がありましたが、
セミナーが始まってからはすぐに忘れ、話すことに熱中して、
あっという間に2時間が終わりました。
結果的に、その2時間の間は咳が出ることも、鼻が詰まることもありませんでした。
この時は精神が肉体を凌駕するのか!と思いました。
しかし、その翌日には余計に体調が悪くなり、
一時的に踏ん張れただけかと思いました。
これと同じ事を、つい先日にも感じました。
どうしてもやり遂げないといけない仕事の前に、
急に気温が下がったことから、体調不良になり、
喉の痛さや鼻水、頭痛など風邪の症状が出ました。
これはまずいと仕事を終えてから、薬を飲み、栄養ドリンクを飲み、
身体に良さそうなご飯を食べ、体温を上げる為にとにかく着込んで、
早くに寝ました。
すると、翌日には喉の痛さもマシになり、鼻水も酷くはなく、
頭痛も堪えられる程度になったので、
何とか、こなさないといけない仕事は全て片付けられました。
やっぱり、精神さえしっかりしていれば、何とかなると思いましたが、
その日の夜には、より酷い頭痛が襲ってきて、
勘弁して欲しい・・・、そんな気持ちになりました。
精神が肉体を凌駕するということはあると思いますが、
少なくとも私の場合は、凌駕したそのすぐ後には
身体がガタガタになるようです。
今後は、精神と身体を両方とも、
酷使することなく、できる範囲で精一杯頑張ろうと思いました。
ただ、最も思ったことは、日頃からもっと体調管理をしなければと思いました。
さらに気温が下がるため、体調管理はしっかりとしようと決めた今日この頃です。