自分自身の過去に誇りを持っていますでしょうか。
それとも、後悔を抱いているでしょうか。
心理カウンセリング、キャリアカウンセリング、
色々な相談では悩んでいくる方がいます。
就職活動をされている方の中には、 自分には誇れる経験が無いので、
アピールできる事が無いと仰る方もいます。
心理カウンセリングに来られる方の中には、昔は元気だったけど、
今はうつ病でしんどい、以前に戻りたいという方がいます。
さらには、自分自身の過去を後悔して、 今後どうすれば良いかという悩みもあれば、
昔の自分は輝いていたけれども、 今の自分はダメだと仰る方もいます。
過去を後悔して、 今の自分に自信が持てないことも勿体無いですが、
昔の過去を引きずって、今の自分に自信が持てないことも、
同様に勿体無いと思います。
私は、相談する中で、是非とも過去に誇りを持ち、
さらに、現在の自分にも自信を持って頂きたいと思います。
それでは、過去を後悔している方は、 過去に憧憬を抱いて引きずっている方は
どのようにすればいいのでしょうか。
私も、まだ答えを探している最中ではありますが、
その一つは、 過去と現在と未来が繋がっているという思いを抱く事かと思います 。
今の自分は、自分の人生で最も最新の自分ではありますが、
自分の人生はまだまだ続いていきます。
小説で言うと、まだまだクライマックスの手前かもしれません。
過去に何もしていないとか、誇りを持つ事ができないのであれば、
そのような思いを持っているからこそ、
今から、危機感を抱いて人生を変えていくための覚悟を持ち、
行動ができるかもしれません。
数年後に、あの過去があったからこそ、今の自分があるんだ、
そのように言う事が出来れば、 過去の自分も誇りとは言えなくても、
消し去りたい過去ではなく、 無くてはならない過去になると思います。
そして、過去が良かった、過去は活躍していたと、
過去を引きずって、今を誇れない方は、
あの過去を経験した自分は、それを踏まえて、どのように活かしていけるか。
以前のような活躍は出来ないが、その経験を活かして、
どのように周りに伝えていくか、
そのような過去の経験を踏まえて、どのように活かしていくかを考えることで、
昔の輝かしい過去も活かしながら、現在もより良いものにできるのではないかと思います。
ただ、その際には驕ることなく、押し付けることなく、活かせると、
さらに良くなります。
自分の過去を誇り、現在の自分に自信を持つ。
そのような支援が出来るように精進を積んでいきたいと
最近のカウンセリングの中で、感じています。