欲求のコントロール

人の3大欲求は、食欲・性欲・睡眠欲と言われています。

最近のニュースでは最近の若い方は異性と付き合うことが少なくなり、
性欲が薄れていて、男性らしさ・女性らしさが減っていると見ました。

さらには、日本人は先進国の中で、最も睡眠時間が短いそうです。
睡眠欲求も減っているのでしょうか。

そして、ミニマリストの方は、コップ一杯の食事で
一食を済ましていると見ました。

これだけの情報を見ると3大欲求が徐々に無くなっている気がします。
欲求が無くなった日本人は、仙人のようになっていくのでしょうか

私はこのような3大欲求を抑えている人は凄いと思いつつ、
私には到底出来ないと思います。

私の中で一番強い欲求は睡眠欲求です。
これは昔からであり、努力や根性では覆せないと思っています。
なぜなら、自転車を漕いでいる時や、
立っている時でも寝てしまうことがあり、
抓っても、ペンで刺しても、全く眠気が覚めないからです。
病気かと思い、調べたこともあるぐらいです。

最も快適に過ごせる睡眠時間は8時間の為、
ロングスリーパーなのだろうと思っています。

そのような私ですから、欲求に挫けてつい食べてしまう方や、
ついサボってしまう方の気持ちは、よく分かっているつもりです。

それでは、そのような欲求に弱い場合、
この欲求をコントロールすれば宜しいでしょうか。

一つ目の対策はある程度満たすことです。
これらの欲求は足りていない時に最も強くなるので、
ある程度、欲求が満たされると、欲求は収まります。

ただ、これだと結局は寝すぎたり、食べすぎたりして、意味が無いと思うかもしれません。

 

二つ目の対策は他の強い欲求を持つことです。

例えば食欲が強かったとしても、食べ過ぎると死んでしまうと言われた場合、

生存欲求が強まり、食欲が制御されることがあります。

 

他には、睡眠欲求が強くて毎日8時間寝たかったとしても、

あと2時間起きて、勉強すれば、自分の望んでいる進学や資格取得ができて成長できると思う事で、

成長欲求を強く持つことで、ある程度の欲求を克服することができます。

 

 

さて、話を一番初めに戻すと、何故、最近の若い方は欲求が少ないのでしょうか。

それは二つの対策が無意識になされているのだと思います。

 

ある程度、食べるに困ることも無く、性欲が溜まる前にインターネットなどで解消することができます。

さらに、食欲などで飢えたこともないので、食欲が強くなることもなく、

それよりも、そこそこの生活という安定欲求の方が強いため、

3大欲求が強まらないように思います。

 

欲求のコントロール方法は、若い方を見ると、学べるかもしれません。

そのように無気力ですと仰る方から感じた今日この頃です。

 

逆に欲求を強く持ちたい方は、欲求を強める又は欲求を達成させることに

快の気持ちを結び付けるという方法があります。

これはまたの機会に。