人には三種類の動かし方があると聞きました。
「一緒に頑張りましょう!」という協調する方法。
「これをして下さい。」と指導する方法。
「こうすると、これだけ得をします。」と説得する方法。
さらに細かく分けることもできるそうですが、
大まかにはこの三種類に分けられると言われました。
この三種類はエゴグラムという性格分析から考えられたようです、
このエゴグラムは性格検査で、検索するとすぐに出てきますので、
一度してみてもいいかもしれません。
協調する方法を好む方は、P(親)という特徴が強い方に良いそうです。
説得する方法を好む方は、A(大人)という特徴が強い方に効果的で、
最後の指導する方法は、C(子供)という特徴が強い方に適しているそうです。
個人間のセールス場面では相手の特徴を踏まえて、説得か、指導課、協調を選んで話していき、
セミナー等の時には、同じことを言うにしても、これら三つの表現方法を使って
話していくと良いという話を聞きました。
なるほど、と思いながら、私は不器用なんで難しいなと感じました。
私は、目の前の方の話に共感し、相談に乗ることと、
心理的な考え方を紹介しながら、日常生活に役立つセミナーを行いますが、
勧誘するようなセミナーは無理だと感じました。
さて、ここでタイトルの話に戻りますと、
あるリーダーをやっているけれども、なかなかうまく人をまとめられないという方が来ました。
この方は、自分で色々と決めて、周りを引っ張るようなリーダーをしなければいけないと思っていたそうですが、
この方自身の性格が、そのような性格ではない為、非常に悩んでいらっしゃいました。
人を動かす方法は、大きく分けても3つあります。
細かく分けるともっとあるそうです。
逆に言うならば、リーダーシップのタイプも自分が引っ張るという指導型の方もいれば、
周りに協力してもらうような協調型のリーダーシップもあります。
これで付いてきてくれる人は全員じゃないかもしれませんが、
誰もついてきてくれていない時に比べれば、3分の1の方が付いてきてくれるだけでも、
全然違うと思います。
人を動かす方法がたくさんあるように、リーダーシップもたくさんあります。
その中で、自分に最も合う方法を選んでみてはと思います。
なかなか、人の前に立って、行動することは勇気がいることです。
それを引き受けているだけでも凄いことだと思います。
その中で、自分らしく、無理せずリーダーシップを発揮できるような方法を考えて頂きたいと思います。