影響を与えたい

私はのんびりゆっくり過ごしたいと思っていると口にします。
縁側でお茶をすすって、自然を見ながらのんびり過ごし、
そして、相談に来る人を対応する。
そんな生活をしたいと口にしています。

しかし、その言葉とは全く逆の
「人に良い影響を与えたい」という思いを抱いており、
その為に色々な行動や勉強をしているようです。

その想いと行動が食い違っていると、
思うように身動きできません。

私で言うなら、行動はするけれども、ちぐはぐな行動になってしまい、
人に良い影響を与える事も、のんびりと過ごすことも
どちらも出来ないという環境になってしまいます。

確かに、のんびりと過ごすわけでもなく、
だからと言って、非常に行動的に過ごし、
多くの人に対して良い影響を与えていることが出来ているかと問われると、
どうだろうと考えてしまいます。

多分、私のこの想いの背景には、孤独で寂しかった。
幼少期の頃の思いがあると思います。
だからこそ、多くの人に振り向いて欲しいと願っていると思います。

ただ、カウンセリングはそんな自分の願望を満たすものではありません。
私がもしカウンセリング、心理学を通して良い影響を与えるのであれば、
それは自分自身が大きな大樹になり、
雨風で疲れた人には、木陰で休んで貰い、
元気になったら、また歩き出しても貰う。

そんな休憩所のような大樹になることで、
安心感という影響を与えていきたいと思いました。

そのようになるには、私にはまだまだ経験も知識も
重みも、安心感も、行動も全てが足りていません。

私は暫くは自分の想いである
良い影響を与えることを目標に行動していこうと思います。

その為に、暫くはのんびりと縁側に座って過ごす夢は
一旦置いておき、お休みの期間だけ果たして行こうと思います。

さて、皆様の本心は何処にあるのでしょうか。
その本心と行動は合致されていますか？

心と身体が一体に、
日々を過ごして頂ければと考える今日この頃です。