自分が自分の味方になる

自分自身に自信が無い方がいます。

どうしても、自分自身を信じることができず、

自分に自信があって生き生きとしている人を見ると、

信じられない気持ちを抱く方がいます。

 

どうしても、自分が嫌いになる方がいます。

例えば、他の人が小さなミスしても許してあげられるのに、

自分自身のミスはどうしても許せず、イライラしてしまい、

自分自身のことが本当に嫌いになってしまう方がいます。

 

このような方は、幼いころに

何か自分自身を否定される経験をしている方が多いです。

親や兄弟、先生、友人などに否定されて、傷付き、

その時の記憶から、自分に自信が無かったり、

自分を否定されてしまう気持ちが残っている方がいます。

 

もしくは、直接否定された訳ではないけれども、

兄や友人に比較されて育ち、

どれだけ頑張っても、褒めて貰えなかったり、認めて貰えなくて、このような気持ちを抱いてしまう方がいます。

 

辛いですよね。

しんどいですよね。

 

自分に最も身近で、いつでも裏切らないはずの自分が

自分を信じられなかったり、嫌っていたりするのです。

 

そんな自分を癒すワークがあります。

小さな自分、傷付いたり、比較され認められず寂しい時の自分を想像して下さい。

目の前に、その時のイメージをはっきりと想像して下さい。

 

そこに、もし今の大人の自分が居たとしたら、

どのようにしてあげたいですか?

どのように、その時にしてあげたかったでしょうか?

 

それを、自分にとって大切な子供だったとしたら、

どのように接してあげたいでしょうか。

 

自分自身を守り、抱きしめて、

「あなたは何も悪くはない、十分に精いっぱい頑張っている。

 成功したわけじゃなくても、失敗ばかりかもしれないけれども、

 それでも頑張っているのは誰よりも知っているよ。

 泣くのを我慢しなくていいんだよ、自分を責めなくていいんだよ。

 

そんな風に幼い、小さなころの自分に、

優しい大人の自分が癒してあげて貰うという方法があります。

そうすると、少しずつ自分が自分の味方になっていきます。

 

自分を大切にすることは非常に大切なことです。

自分自身を責めず、自分自身はきちんと立ち直れる、

どんな大変なことも乗り越えられる。

自分はきちんと、愛されている。

認めて、必要としてくれる存在がいる。

 

そんな風に誰しもが思って頂けると

非常に素晴らしいと思います。

 

そのようなことを仕事を通して感じる今日この頃です。