2級キャリアコンサルティング

6月18日がキャリアコンサルタント技能士検定2級の筆記試験と論述試験になります。

 

さらに7月には実技試験のロールプレイ試験があります。

受験者の方は今は一生懸命に勉強をなさっているのではないでしょうか。

 

筆記試験では、現在の労働市場に関する情報や

厚生労働省が実施しているジョブカードやセルフキャリアドッグなどの労働に関する支援内容、

労働基準法などの労働法規、などの幅広い知識を勉強する必要があります。

 

それ以外にも、転機に対する4Sアプローチなど多くのカウンセリングに関する理論を勉強し、

その中にはキャリアに関する理論だけではなく、

認知行動療法や論理療法、クライエント中心療法など

心理的な理論も勉強する必要があります。

 

これらの勉強は試験の時だけに行う方がいますが、

実際の仕事でも非常に役立ちます。

周囲の合格者の方も勉強をされている最中は、

非常に勉強になるという話をされています。

 

例えば、一つ一つの理論は、多くの方の悩みや困る時の

乗り越え方を多くの研究や調査の結果からまとめたものです。

この多くの理論を基に、多くのクライエントの支援を行っていきます。

 

この理論はカウンセリングらしく、

話を聴くことや、

クライエント中心に考えること、

悩みは変質していくこと、

その悩みを乗り越えるためにはどのような考え方が有効であるかなど

ただの公式や方式ではなく、人生や生活に役立つものです。

 

カウンセリングの中だけではなく、

日常生活の中でも活かしていくことができます。

 

さらに、論述試験やロールプレイでは

実際のカウンセリング現場での考え方や、対応の仕方を試験します。

 

ただ、論述やロールプレイではカウンセリングの冒頭部分しか勉強しない為、

本当に基本的な部分の確認です。

試験でも論述試験は冒頭の部分であり、ロールプレイでは20分だけした試験はしません。

 

カウンセリング技術を用いて、悩みを軽くしたり、

仕事の悩みに対する支援の具体的な展開まで

きちんと試験で評価は出来ていないので、

この部分は研鑽を積んでいく必要があります。

 

私はキャリアコンサルティング2級の指導も行っていますが、

私は半年後の1級試験に向けて

自分自身も研鑽も積んでいきたいと思う

今日この頃です。