旅路

「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。」

これは、奥の細道の「旅立ち」の一説です。

 

意味は、月日は永遠に続く旅人のようで、

過ぎ去っていき、新しくやってくる年もまた旅人のようである。

という意味だったと思います。

もしかしたら、間違っているかもしれませんので、

是非とも調べて下さい。

 

ただ、考えると人生も旅のようであると思います。

順調な旅行が続いて、絶景を観れたと思ったら、

そのすぐ後には、思いがけない旅のトラブルが起こり、

大変な状況に陥ることがあります。

 

目標とする場所があっても、そこで旅が終了する訳ではなく、

そこは通過点で、まだまだ旅が続きます。

 

旅の先には何が起こるか分からず

目標に到着した時には、想像以上に喜ぶこともあれば、

逆に世界三大ガッカリ名所のように、

喜ぶと思っていたのに、期待が大きかった分、ガッカリすることもあります。

 

さらには、通過点としか思っていなかった所で、

非常に大きな驚きや喜びがあって、

人生観が変わることがある、

そのような旅が人生のように思います。

 

私たちはその旅の途中ではないのでしょうか。

一人旅かもしれません、トラブルが起こっている最中かもしれません。

もしくは絶景にたどり着いて感動していたり、

旅の仲間が増えて、楽しく過ごしている最中かもしれません。

 

それらも終わり、また始まり、過ぎ去っていきます。

ですので、今がどれだけ大変でも、

絶望せずに、今のしんどさはいつかは終わるものであり、

新たな旅を始めることもできます。

私たちは、まだまだ旅の途中です。

 

もし、その旅路で、不安な時や、しんどい時、誰かに話を聴いてほしい時、

今までの旅の思い出を話したくなる時は、

お声掛けください。