仕事は辛い?楽しい?

仕事は辛いものでしょうか、楽しいものでしょうか。
答えは楽しくもあり、辛くもありという、
なんとも言えない回答だと私は思っています。
私は1社目、2社目の仕事は楽しいこともありましたが、
楽しさと辛さで行くと、辛さが大きかったような気がします。
生活の安定があり、将来への不安は少ないですが、
私自身の受け取り方、仕事の向き合い方も真剣ではなかったので、
多分、辛さが多かったのだと思います。
そして、カウンセラーになってからは、楽しさと辛さで行くと、
楽しさの方が大きいです。
辛さとしては、幾度も胃が痛くなり、悔しい思いもあり、
将来への不安もあり、どれだけ追求しても答えが見えない感覚があります。
ただ、辛いというより、大変なだけで、辛いとは感じていないかもしれません。
それでも、クライエントの予想を上回る成長や、
凍りついていた心が解れていく瞬間に立ち会った時に、
何とも言えない感動があります。
この楽しさは筆舌しがたいので、どれだけ大変でも続けたいという気持ちになります。
ただ、何となく仕事をしているというよりも
非常に大好きな趣味をさせて頂いているという気持ちになります。
勿論、クライエントが目の前にいるので、
本気で人生を懸けて取り組む趣味ですが。
自分自身が仕事から何を得たいでしょうか。
仕事の楽しさ、やりがいでしょうか。
お金、生活の安定でしょうか。
名誉や社会貢献などの実感でしょうか。
何を得たいかによって、仕事の取り組む姿勢によって、
楽しさ、辛さの度合いが変わるような気がします。
そして、仕事が辛くても他に何か人生の楽しみがあれば、
その辛さも乗り越えていけると思います。
仕事は辛いか、楽しいか。この質問を就職活動している学生に質問され、少し悩んだ今日この頃です。