油断大敵

普段は大丈夫と思ったことでも気を抜けば、大変な事態になることがあります。

それを本日、実感しました。

 

今日は休みだったので、温泉で休もうと考えていました。

私が住んでいる所から車で行った所に温泉があり、

そこに浸かってゆっくりと過ごすことが好きでした。

特に、寒い日に浸かると気持ち良いので、

今日も久々に寒いので、行こうかと思いました。

 

その中で特に好きな、少し濁った色の露天風呂です。

そして、もう一つなお湯が体が芯から温まるという温泉です。

今日もその二つのお湯に浸かろうと思いました。

 

初め体を洗った後に、濁り湯に行った所、いつもより熱く感じましたが、

気持ちよく浸かりました。

 

そして、十分に温まった所で、芯から温まるという何かの効能がある温泉に行きました。

そのお湯は濁り湯ほど熱くは無いので、非常に浸かりやすかったですが、

少し人が多かったので、暫く使った後に、再度濁り湯に行きました。

 

そして、濁り湯に浸かった所、ちょっと頭がぼーっとするので、

身体を外に出して、足湯のようにしながら、

のぼせを取ろうと思いました。

そこが大きな油断でした。

 

初め、座った瞬間は何ともなかったのですが、

少し深呼吸のように、大きく息を吸い込みました。

その時に、貧血になった時に起こるような目の前が赤くなるような感じがしたので、

座った状態で、さらに手も付いて、「少し動かず休もう」と思いました。

それが私が覚えている最後の瞬間でした。

 

 

その次に覚えているのが、夢を見ているような感じと

何か息がしにくい感じ、そして頭を打った感じがしました。

状況が良く分かっていないまま、何となく手を伸ばし、

気が付いたら起き上がるように湯船の中から顔を出しました。

 

状況が何となくわかると、恐ろしく感じてきました。

たぶん、私は座ったまま、気を失い、

そのまま湯船に落下。

湯船に落ちても起きず、たまたま湯船に揺られているときに、

頭が岩かどこかに当たって、痛さで目を覚めたようです。

 

落下した時の傷なのか、両足の甲の部分に傷がありました。

それが無ければ、もしかすると湯船につかっている時に寝たのかと思うぐらいに、

何にも覚えていませんでしたが、普通に湯船に浸かるだけでは足の甲に怪我はしませんので、

きっと落下したのだと思います。

 

溺れもせず、大きな怪我もなく、頭も大きく腫れず

本当に良かったですが、

恐ろしくて、すぐに軽くシャワーを浴びてから、

温泉を出ました。

 

温泉に入る2時間前程度ですが、

沢山のご飯を食べていたのも原因の一つかなと思います。

足と胃に血が行ってしまい、貧血のような感じになったのかもしれません。

 

なんにせよ、行きつけの温泉で溺れ死ぬかもしれないという

さらには、足の甲と頭を殴打した状態でうつ伏せで湯船の上に浮かんでいるかもしれないという

どんな名探偵も解けないミステリーな状況を起こしてしまう可能性がありました。

 

体調には気を付けて、頭がぼーっとするぐらいが気持ち良いと思って、

長風呂してはいけませんね。

本当に油断大敵です。

 

そろそろ暖かくなるので、温泉はしばらくはこりごりと思う今日この頃です。