キャリアカウンセラー

先日、キャリアカウンセリングをさせて頂いている大学にて

卒業式がありました。

卒業する男子学生はビシッとスーツを着ており、

女子学生は綺麗な色とりどりの衣装で華やかで、

多くの学生が卒業する日を満面の笑顔と若干の寂しさが入り混じっていました。

 

その卒業式の後に、幾人かの学生が、お世話になったと

挨拶とお礼に来て頂きました。

本当に嬉しかったです。

 

頑張ったのは学生自身であり、

私はキャリアカウンセラーとして、相談に乗り、アドバイスを行い、

そして、落ち込んだ時や不安な時は、その気持ちをただ受け止めさせて頂きたい、

そのような気持ちで、ただ話を聴かせて頂きました。

 

その為、落ち込んだ時や不安な気持ちを乗り越えたのは学生自身であり、

アドバイスを貰ったとしても、それを活かして頑張ったのも学生自身で、

私はそのような多くの学生の成長を見守らせて頂いただけです。

 

お礼を私に言って頂きましたが、

私こそ、お礼を学生たちに言いたいぐらいです。

 

 

私は、カウンセリングをした方に対して、自ら接触することをしないように

気を付けています。

幾度も思い出し、気になることも多く、幾度も連絡をしてみたいと思いながら、

それは全て私のわがままであり、私は待ち続け、

また、相談したいと思って頂いた時に対応するようにと考えています。

これは命の危険に抵触しない限り、守り続けようと思っています。

 

その為、就職が決まり、数か月たった学生が、クライエントが

このような形でお礼に来て頂けると本当に嬉しくて、

胸が一杯になります。

大変であってもカウンセラーで良かったと思います。

 

キャリアカウンセラーは就職支援だけではなく、

働く中でのキャリア支援も仕事の一つです。

今後、学生たちに私は必要かどうかは分かりませんが、

もし再度必要であった時にも、カウンセラーで居たいと思うので、

何年後、何十年後もカウンセラーで居続けたいと思いました。

 

そのような晴れやかな気持ちの今日この頃です。