柔軟に考えることと、信じる事

先日、タレント武井壮さんの「オトナの育て方」という番組を知り、
そこで話していたことに感動して、
色々と武井壮さんのことをyoutubeなどで聞いていました。
その中で、ラジオ番組で話していたことで、
非常に感心した内容を話していました。
掻い摘んで説明しますと、
何をやるにしても考える人が一番強いと仰っていました。
例えば、スポーツをやるとき、どうすれば野球が上手くなるのか、
色々な理論や学習方法がありますが、
正解はありません。
正解があれば、全員がプロの選手になっています。
この時に、バッティングにしても、守備にしても
考えながら練習する人が一番、強くなるそうです。
例えば、自分に合った練習方法が1万通りの中に5通りあったとします。
毎日、考えずに練習する人は、1万通りを1日に1通りだけ試して、
合うかどうか探すのです。
そうすると、自分に合った練習方法を見つけるのに、
期待値として5年半掛かるのです。
一方で、考える人は、一つ一つの練習を考えたり、工夫をして練習します。
すると、1万通りの中で、1日に100通りを試せるそうです。
そうすると、100日で1万通りを試せるので、3か月ちょっとで
自分に合った上達方法を発見できるのです。
私たちが何か新しいこと、例えばスポーツや仕事を行うときに、
答えはありません。
どのようにすれば上達する、できるようになるという
経験談や理論がありますが、必ず自分に合う訳ではありません。
その為、積極的に考えて、様々な方法を挑戦し分析し取り組むことで、
自分なりの正解の方法を見付けることができるというのです。
私はカウンセラーをしていて、幾度も反省をして、
どのように考えるべきか、話を聴きだすのか、
発想を柔軟にするのか考えながら取り組んだ経験があるので、
なるほど!と思いました。
そして、もう一つ別の番組(武井壮しらべ)で武井壮さんが話していたことですが、
母校の陸上部の後輩にこんなことを仰っていたようです。
「ハリウッドスターを目指している。笑う人もいるかもししれないが
 2年前は日本中で歩いていると「あ、武井壮だ」と言われるようにしたかった。
 今は少し実現している。信じている人だけ叶う。」
詳しくは番組を終了していますが、ご覧になって頂けると良いと思います。
武井壮さんは40を超えて挑戦しています。そして、出来ると信じています。
私は体力では無理だし望んでもいませんが、
柔軟な考えと、毎日心理学・カウンセリングの勉強を積み重ね、
70億人の悩みに寄り添い、解答を導く方法を誰よりも早くたどり着く力を磨きたいと思っています。

そのような自分になれるように、日々考えながら研鑽を積みたいと思う今日この頃です。