厳しくても優しい

現在、カウンセリングに関する試験勉強を行なっており、
ロールプレイという相談場面を先生に見てもらい、
指導を頂く練習を行なっています。

そのような指導の際には、様々な指導を受け、
話を聴く態度、姿勢、専門性、
関わり方、話の展開、視野の広さなど
多くの点で指導を頂きます。

カウンセリングには謙虚でありたいと思っていますが、
それでも、自分自身のカウンセリングには自信があったようで、
指導を頂くたびに、心の中で葛藤が起こります。

指導者のやり方、関わり方が良いとは分かるけれども、
でも、自分自身のやり方でも・・・
そんな風に考えてしまう時もありますが、
それはクライエント、相談者の為にはならず、
相談者のために、積極的に自分自身を見直すことが必要と考え、
自分の関わり方や視野の広さなどを学ぶようにしています。

このような指導を受けるときに、よく葛藤が起こります。
特に、初めて勉強するときには葛藤は少ないですが、
今まで学んだ事を批判的に見る際に、この葛藤は起こりやすいです。

例えば、主婦を十数年やってきて、味に自信がある方が、
包丁の使い方が悪く素材の味を落としていると言われ、
指導されたとしたら、どのような気持ちになるでしょうか。

または、営業歴が長く実績を持っている自負のある方が、
コンサルタントからその営業は効率が悪く、もっと実績を挙げる営業方法を提案され、
このように改善しましょうと言われて、どのような気持ちになるでしょうか。

これは、一見すると批判的で厳しい気持ちを感じるかもしれません。
しかし、指導者側は、より味を美味しくさせたいという思いや
より実績を営業で出したいという気持ちを叶える為に、
厳しい指導をしている場合があります。

私の指導をして下さる先生は非常に優しい方ですが、
一方で、理論や考え方、姿勢には厳しい面もあり、
非常に的を得て、今までの自分を反省しなければならない言葉を頂きます。

このような厳しい言葉の指導の裏には、私の成長を信じる優しい気持ちがあるのだろうと思います。
その思いに応えるためにも、毎日精進し、成長していきたいと思う今日この頃です。

どんどんと、成長できるよう、
反省し、改善していこうと思います。