遠い目標こそ、近い道しるべ

会社創業、ダイエット達成、難関試験・大学合格、

大きな目標を掲げはするけれども、

何から手を付ければいいか分からないということはありませんでしょうか。

 

例えば論文を書き出した際、2万文字という文章を書きなさいと言われても、

初めの書き出しが書けず、躓いてしまうことがあります。

大掃除も掃除をする箇所が多すぎると、何処から掃除をすれば良いのか分からなくなり、

やる気を失ってしまう、という事はないでしょうか。

 

そんなときこそ、小さな目標、近い道しるべとなるべき所から取り組むと良いです。

論文を書くときも、まずは何を書きたいのか、とにかく紙に書き出していき、

方向性を見つけることが大切です。

大掃除も大変なら、まずは簡単な掃除から手を付け始めると、

少しずつ動くことができます。

 

仕事で、新入社員にいきなり社長のように考えて動けと言われてもピンときませんが、

まずは、一年上の先輩を見て、仕事を覚えて、その先輩を抜かすようにしようというと、

少しは具体的になります。

 

私が本を書いた際にも、初めはどのようなことを書くべきか非常に悩みましたが、

書き始めると、その先が見えてくることもありました。

最後の方は、どのように締めくくるか、さらに悩みましたが。

 

まずは、初めに書きたいこと、やりたいこと、

思い立ったことを、形にするという思いで取り組み始めると、

遠い目標の第一歩を歩みだせると思います。

 

ダイエットも、まずは自分自身の体重を毎日測ることからスタートすると、

やせようという気持ちが出てきて、最後のスイーツを止めておこうという気持ちもでるかもしれません。

 

大掃除が手につかなかった方も、まずは、玄関の掃き掃除からでも大丈夫です。

全てをやろうと思わず、まずは玄関だけと思って掃除をし、

繰り返していくと、多くの箇所の掃除が出来ていると思います。

 

幾度か、取り組み、失敗をする中で、

先を見据えた目標への取り組み方が見えると思います。

 

遠い、長い道のりが目の前に広がると取り組む意欲が下がるかもしれません。

そうならないように、まずは辿り着ける、近い目標、近い道しるべを頼りに

歩み始めると良いと思います。