自分の許容量と限界の理解

自分の限界を突破し、成長する。

素晴らしいですね。

困難な壁に果敢に挑戦し乗り越える。

まさにドラマのようです。

 

このような理想を思い描き、頑張る人を私は応援したいと思います。

一方で、私にはもう一つの考えがあり、自分の許容量と限界を理解して欲しいと思います。

 

多くの成功体験は散りばめられていますが、

一方で、その裏にはそれ以上の失敗体験があります。

限界を突破しようと頑張り、頑張り過ぎて心の病気になってしまう方がいます。

 

困難な壁に挑戦し乗り越えた人が、

さらに大きな壁が存在したときに、周りからまた超えるだろうと期待され、

自分自身では難しいと思っても、周りからのプレッシャーで挑まざるを得なくなり、

その次の壁に躓いた自分を見て、周りから失望され離れられてしまったという方もいました。

 

限界を突破し成長する。

どんな困難な壁にも挑み、乗り越える。

その気概は大切です。

ただ、実際に当たっては砕けないで下さい。

 

当たって砕けろ、壁を乗り越えろ、自分もしてきたんだと発破を掛ける人が居たとしても、

その方は当たって砕けた後に、ずっと面倒を見てくれる訳ではありません。

 

自分がどうしても乗り越えたい壁、挑戦したい壁ならば、

挑戦すれば良いと思います。私も応援します。

 

一方で、その挑戦の後に続く人生を全く無視して、

そこで終わってしまっても良いと思うような、

投げやりな挑戦であれば、それは止めて欲しいと

わがままではありますが、願ってしまいます。

 

今から、挑戦する壁は本当に自分にとって乗り越える必要がある壁でしょうか。

その壁を乗り越えられるだけの自分の心の許容量、余裕はあるのでしょうか。

そして、自分自身の限界はまだ来ていないでしょうか。

 

しっかりと自分自身の望み、許容量、限界を見極めながら挑戦して下さい。

その望み、許容量、限界が何か分からない時には、

一緒に考えさせて頂きたいと思います。

 

是非ともご連絡下さい。

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

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コメント: 1
  • #1

    old-island (日曜日, 15 1月 2017 20:24)

    今年もよろしくお願いしま~す�