今月に似たようなブログを書きましたが、
少し気になる事があったので、現在思っている事を書かせて頂きます。
ある職場で、偶然上司と部下の二名のお話を聞く機会がありました。
それは、ある取引先とのやり取りが原因で食い違いが発生していました。
話の詳細は書けませんが、下記のような感じの事が起こっていました。
部下が取引先と一緒に進めている仕事に関して、
取引先から「是非とも頑張って下さい」というメールを頂きました。
部下は特に気にする事なく、仕事を頑張ろうと思ったようですが、
偶然にも上司がCCに入っていて、そのメールを見た瞬間に激怒したようです。
「一緒に薦めている仕事を「頑張って下さい」とは何事だ、
他人事のように考えているのか」
と考えて怒ったようです。
もちろん、取引先はどのような気持ちで書いたのかは分かりません。
部下に対する励ましの気持ちで書いたかもしれませんし、
上司の言うとおり他人事のように書いたのかもしれません。
それは分かりません。
しかし、一つのメールという事実から全く別の意味合いに受取り、
それぞれがそれぞれの思いで取引先の印象を決めていきます。
この先は部下は取引先に対して好印象を抱いたまま仕事を進め、
上司は取引先に対して悪印象を持って仕事をするかもしれません。
事実は霞の様な形のない物だと思います。
事実確認の為に、関わる方全員から話を聞いたとしても、
それぞれがそれぞれの視点で物事を話すので、
誰がケーキを食べたかなどの事実は分かったとしても、
その事実は良いことか悪いことかなどの抽象的な問には答えはでません。
大切な事は、事実かどうかということではなく、
自分が何を事実と捉え、そのことに対してどのようにポジティブに捉えるかだと思います。
メールを部下のように励ましだと捉え、頑張ろうと思い仕事を頑張ると良い結果が出るかもしれません。
それで良いと私は思います。
今は大変なこと、辛いこと、挫けそうなこと、色々な事が起こっているかもしれません。
しかし、そのような事を自分にとって乗り越えられる課題で、
乗り越えた先にはきっと素晴らしいことがあると思って頂ければ
少しは活力に繋がるかもしれません。
霞のような事実をどのように捉えたいでしょうか。
その捉え方に悩んでいるのであればご連絡下さい。
一緒に良い捉え方を考えていきたいと思います。
私も目の前に壁を感じていますが、
映画の主人公のようにきっと最後にはこの壁を乗り越えられる力が自分には備わっていると信じて、
取り組んでいこうと思う今日この頃です。
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old-island (水曜日, 30 11月 2016 19:32)
本当ですね・・・人と 家族と 接する時 気を付けないと・・・ですね。