表舞台と裏舞台

ライブ、劇、映画、ミュージカル、

セミナー、お祭り、イベント

何かの舞台がある時にスポットライトが当たる所と当たらない所があります。

人目に付く所と人目に付かない所があります。

表舞台と裏舞台があります。

 

音楽のライブではスポットライトや音響の方もいれば、

ライブ会場の椅子を並べるようなスタッフもいます。

お祭りでも山車を担いでお祭りに興じる方もいれば、

お祭りを実施するために予算編成や警備計画などを整える

事務スタッフがいます。

 

裏舞台で動く方がいなければ、表舞台が成り立ちません。

表舞台が無ければ、裏舞台が折角に動いた意味がありません。

表舞台と裏舞台の両立と、お互いの尊敬があって、

様々な関係は成り立つと思います。

 

先日、荷物番をされている方がいました。

ただ座って、荷物が無くならないように見守り続けるだけの仕事です。

眠くなるかもしれませんが、その方はしっかりと背筋を張って荷物を見張り続けていました。

凄いなと思いました。

 

荷物番が表舞台を支えているというと、大袈裟と思うかもしれません。

しかし、表舞台の方も、裏舞台の方も、荷物を見張る方がいるからこそ、

荷物の紛失を気に掛けることなく、それぞれの仕事に打ち込むことができます。

 

荷物番は裏舞台のさらに裏側の仕事かもしれません。

皆を支える仕事かもしれません。動くこともなく、ただ、黙って見守り続ける役割ですが、

それも立派な仕事の一つだと思います。

 

そのような仕事を背筋を張って取り組んでいる方を見て、

凄いなと感じました。

 

多くの人は表舞台の華やかな姿に目を奪われるかもしれません。

しかし、そのような舞台を支えているのは自分自身だと、

関わった方は自信を持って貰って良いと思います。

 

そのような事を、とあるイベントに関わる中で感じました。

イベントに関わる皆さま、全員お疲れ様でした。

そして、荷物番の方、案内係の方、受付の方、

裏方を担って下さった、全ての皆さま、本当にお疲れ様でした。

 

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コメント: 1
  • #1

    old-island (日曜日, 20 11月 2016 22:20)

    なるほど・・・と思いました。ありがとうございます。