苦労する努力、苦労しない努力

努力をするのは得意ですか?苦手ですか?

私は、努力は苦手な方だと思っています。
私は、幼い頃に積み重ねた物は少なく、
宿題すら逃げて、小学校では宿題を出した経験がありません。

努力しなければいけない時に、集中できず、
全く別の事に気をとられることもあります。
幾度も夏休みの最終日に凄い勢いで宿題を終わらせる夢を見て、
目が覚めてから学校に行きたくないと思う時は非常に多いです。

その為、小学校の時は頻繁に遅刻していました。

そんな私だから努力は苦手と思っているのですが、
周囲の方から、頑張っている・努力していると言われることがあります。
カウンセリングの勉強や、資格勉強、
さらにはカウンセリングの後進育成など
色々と取り組んでいる事に対して、言われます。

私は私のできることや、興味があること、
面白いと感じることに取り組んでいるだけなので、
努力という感覚はあまりありません。
むしろ、楽しいからやっていると思っています。

一方では、英語の勉強は非常に苦手なので、
英語ができる方は本当に尊敬します。

その為、英語でカウンセリングができる方がいた時には、
非常に努力をなさったのだなと感じていました。

しかし、その方に質問をすると、
そんな努力はしていないと仰るのです。
英語が好きだからやっていただけだと仰るのです。

英語の勉強をしたり、TOEICなどで点数を取る為に
勉強はなさっていたようですが、
それはあまり努力だとは感じていないと仰っていました。

もしかすると、世の中には、苦労する努力と
苦労しない努力があるのかもしれません。

苦労する努力は、自分が出来ないことや興味のない事、
苦手な事に対する努力です。
もう一つの苦労しない努力は、自分のできる事や興味のある事
得意な事の努力です。

この苦労しない努力は、そんなに努力をしている感覚にならないので、
あまり、頑張っていると自分で感じないかもしれません。
しかし、これも立派な努力であり、
周りから見ると、最も凄いと感じる部分でもあります。

このような部分を伸ばす事で、個性が伸びるのではないかなと思いました。

苦労していない努力をした経験はあるでしょうか。
この努力は無意識のものなので、あまり感覚として残らないかもしれません。
その為、周りから褒められた経験を思い出し、
それは大した事ないと自分で思う事こそ、苦労しない努力かもしれません。

そのような点を見付け、伸ばしていくと、
自分だけの武器になると思います。
是非とも、苦労しない努力を見つけていって頂ければと思う今日この頃です。