数日前に鳥取のことを書きました。
その鳥取ですが、最近は鳥取に行くことがあり、
鳥取砂丘も見に行きました。
その近くに、砂の美術館というものがあります。
それは水で固められた砂だけで作られた様々な歴史的なものが作られています。
イギリスの歴史を取り上げられた場合には、
砂の宮殿や、砂で作られたエリザベス1世など、
本当に砂だけで作ったのか不思議になるぐらいに精巧なものがあります。
さらに、大きさも凄いです。
マチュピチュや、黄金郷エルドラドなどは
2階建ての建物ぐらいの大きさの砂の造形物です。
しかもこの美術品は一年に一度変わります。
つまりは、それだけ大きく、しかも砂と水だけで作られた
多分、制作期間も長いだろうものを一年に一度、
崩して作り変えると考えると、
非常に勿体無いと思います。
砂は、一粒一粒に対して綺麗と感じたり、
芸術的だと思う人は少ないと思います。
しかし、その砂を一粒一粒、積み重ね固めていくことで、
壮大で素晴らしい芸術品になります。
ただ、そこに至るには長い時間が掛かります。
砂を数粒積み重ねても、十数粒積み重ねても、数百粒積み重ねても、
あまり見向きもされません。
ただ、それを何億粒と積み重ねると、それは誰もが注目するものになるのです。
います、自分が頑張っている物や、自分が行っていることが
何の役に立つのか不安に感じることはないでしょうか。
ただ、塵も積もれば山となるように、
砂も積もれば芸術品になります。
今の積み重ねも何かの実りが付くと思います。
そのようなことを砂の美術品を思い出しながら感じた今日この頃です。
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Nerissa Seely (火曜日, 24 1月 2017 18:56)
Its like you read my mind! You appear to know a lot about this, like you wrote the book in it or something. I think that you can do with some pics to drive the message home a little bit, but other than that, this is wonderful blog. A fantastic read. I'll definitely be back.