光陰矢のごとし

先日クライエントの口からこぼれ落ちた一言が耳に残っています。

「月日が経つのは早いですね」

 

特に何の変哲もなく、よく聞く言葉ですが、

その方の年齢や経験したことを伺った上での言葉だったので、

強い印象として心に残りました。

 

私は現在33歳です。

この夏も既に33歳(0歳を加えると34回?)経験しています。

青春時代の夏もあり、仕事で苦しんでいた夏もあります。

 

夏休みなのに仕事が終わらないと出勤していた夏もあれば、

うつ病で休んでいた時の夏もあります。

そして、仕事を辞めて、心理学の勉強をし、毎日勉強と

カウンセリングの練習に明け暮れた非常に充実していた夏もあります。

 

多くの夏を経験しましたが、その時その時は色々と悩んだり、不安を感じたり、

辛かったり、嬉しかったりと様々な思いがありましたが、

過ぎればあっという間だったと感じます。

まさに、「月日が経つのは早い」と感じます。

 

あっという間に過ぎる月日に対して、

色々とやってきたし、後悔は無い!と思えるかというと、

なかなかそのようには思えません。

後悔はないように、やりたい事をしていきたい、勉強もしっかりしたいと思ってはいますが、

特に何もせずに過ごしたなと思うお休みもあります。

 

光陰矢のごとし、時間はあっという間に過ぎてしまいます。

あっという間に過ぎた時間を振り返った時に、

色々とやったな~!と思えるような時間を過ごせると

充実感を味わえるかもしれません。

 

そのような事をクライエントの一言から考えるようになっています。

私もあっという間に終わる一日一日を、充実感を持って過ごせるように

自分にできることをコツコツとしていきたいなと思います。

 

そのように感じる今日この頃です。