「自分と向き合う」という言葉は非常に簡単な言葉ですが、
実行することは難しいですね。
自分と向き合う事自体も難しいです、終わりも無く、
どこまで向き合えば、自分を理解した事になるのか、
分かりません。
しかし、自分と向き合う事をしなければ、成長や変化もなかなか訪れません。
何となく仕事を、勉強を、生活を送る分には良いかもしれませんが、
自分で自分の人生に責任を持って生きようと考えた際には、
自分と向き合う事は必要なのではと
私は考えています。
例えば、上手くいかない事があった時に、
全て周りのせいだ、環境が悪いから、周りの人が助けてくれないから
上手く行かないんだと考えていると、
物事は好転しません。
自分自身と向き合い、自分の反省点を見つけることで、
初めて自分が変化し、成長することができます。
例えば、周りの人が助けてくれなかったのは、
周りの人が助けてくれるような人間関係を気付いてこなかったからだ。とか。
私も様々な欲求があります。
例えば、お金が欲しい、裕福な生活を送ってみたい、
映画の中の様な生活をしてみたい。
一方で、思うことがあります。
もし、それを味わえたとして、幸せは、心の平穏は、
心の満足感はどれほどあるのだろうと。
一時的な満足感はあるかもしれませんが、
人の役に立ち、感謝の気持ちを頂きながら生活することに比べて、
どれほどの満足感があるのだろうと。
私が欲しい満足感はどちらなのだろうかと。
そのように自分と対話していると、ある言葉を思い出しました。
三ヶ月前に頂いた言葉です。
「死を意識して生きる」という言葉です。
自分が何をしたいか、どのように生きたいかを考えるのも自分と向き合う事ですが、
自分が何を為してから死にたいか、どのような人達に囲まれて死を迎えたいか、
何を持って死の瞬間を迎えたいか、
そのように考えてみる事も自分と向き合う事だと思います。
そのような事をカウンセリングの後に考えていました。
「死を意識して生きる」という事を心掛けてみようと思います。
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