半歩ずつ歩み寄る

先日、ライブで耳栓をする人の話をしました。

一見すると自分自身では理解できない人や

理解できない行動をする人は沢山居ます。

 

病気や障害、色々な性格で、

一見すると自分と同じような人に見えても、

実は全然違うことがあります。

 

例えば、電車の中できゅうにぶつぶつと喋る方、

もしかすると病気で幻聴が聞こえてしまい、その幻聴と話しているのかもしれません。

 

例えば、若くて元気そうなのに優先座席に座っている方、

その人は、慢性疲労症候群で非常に高熱で立っているだけでもしんどいような方かもしれません。

 

見た目では分からないけれども、色々な事情を抱えている方は多いです。

自分が理解できない人がいたときには、もしかしたら何かあるのかな?と思ってもらえると、

そのような人たちの大きな助けに繋がるかもしれません。

 

そして、病気や障害を抱えている方の多くは、自分の事情を理解してくれたり、

サポートしてくれる事に非常に感謝しています。

一方で、一部の人には自分の病気や障害への理解が薄いことに

憤りを感じている人もいます。

 

ただ、自分の事情を相手に理解できる言葉でしっかりと説明しないと、

理解がえられなくてもしょうがないと私は思います。

それは、私自身の事をあった瞬間に理解して下さいと言っても難しい話です。

 

聴覚障害という症状も人により聞こえる幅はバラバラです。

自分の事を、話す、書く、誰かに説明して貰うなど、理解して貰う工夫は大切だと思います。

 

以前に書いたライブ耳になり、音楽のライブで耳栓を付ける人が居たときに、

自分自身が理解できないと思い気分を害しそうな時には、まず質問をして頂ければいいのではと思います。

そして、質問された際には、自分自身がライブ耳で、そのまま聴くと難聴になってしまう、

それでもライブの雰囲気は楽しみたいから耳栓をしていると説明して貰えると、

お互いに理解し合えるのかなと思います。

 

多くのことは、半歩ずつ歩み寄れれば改善する事は多いのかなと思います。

私は、色々な人にまず自分から半歩踏み出し、近付きたいと思います。

あと一歩、私に話してくださる勇気をもっていただけると私は喜びます。

 

皆さんと半歩ずつ歩み寄り、理解し合いたいと思う今日この頃です。