自分の目、他人の目

何か物事を考えるときに、

他人の目線で考えようとしますが、

なかなか完全に他人の目線で考えられる事が出来ない時があります。


セミナーを考える際、

参加してくれる人が理解でき、学べる内容をと考えますが、

なかなか全員に私の思いをきちんと届けることができなかったりします。


カウンセリングも同様で、

私が伝えることや質問することが、正確に伝わらず、

言い直して伝えることもあります。


幾度も考え直し、時には日を置いて推敲を重ねても、

やはり相手の目線で出来上がることは非常に少ないです。


今回、あるセミナーを作成している際に、

一番初めの構想段階から、意見を頂きながら、

セミナー内容を考えていきました。

そうすると、今までには無かった手応えでセミナーを作成できました。


他人の目線が入った、理解し易い内容で、

伝えたい内容がしっかりと含まれたセミナーが出来たのです。

自分ひとりだけでは決して作れなかった内容が出来てきたのです。


色々な物事も自分の目線だけでは、限界があるのかもしれません。

他人の目線、他人の意見に積極的に耳を傾けると、

新しい気付きがあり、躓いていた壁が乗り越えることが出来るかもしれません。

自分の後姿は、自分で見えることができません。

他人から教えて貰って初めて、自分の後姿が想像できるようになります。


自分の目線だけに頼らず、

積極的に他人の目線、他人の協力を借りながら、

今後も皆さんの役に立てるようなセミナーを作っていきたいと思います。