眠れることの喜び

ストレスが溜まり、憂鬱な気分になってくると非常にしんどいです。

そのような際に、さらに辛くなる事が、

「眠れなくなる」ことです。

カウンセリングの中でも、「眠れない」というお話はよく出てきます。


普段、眠ることができる方は、あまり感じないかもしれませんが、

ぐっすりと熟睡し、すっきりと目が覚めるということは、

非常に素晴らしい、快適なことです。

それだけで、今日一日が順調に行くような気がするときも私はあります。


しかし、不眠症として眠れなくなってしまうと、

他の人が眠っている時間、例えば夜中の12時~6時を

ただ、布団で横になり、時間が経つのを待ちながら過ごすことになります。


眠れないのなら、いっそ仕事なり、読書なりすればいいと思う方もいるかもしれません。

しかし、眠れないということは、頭が疲労から回復できておらず、

非常にしんどい状況です。

読書をしても理解できず、とても仕事が進むような状況ではありません。


何もできないのに、疲れているのに、

眠ることすら出来ないという状況が続いてしますのです。


睡眠導入剤というモノがあります。

いわゆる睡眠薬ですね。

ただ、この睡眠薬もドラマのようにすぐに効果が現れ、

誰でもぐっすり眠れる訳ではありません。

そのような薬があれば、世の中の不眠で悩まされている方は、

すぐにいなくなります。

実際には睡眠導入剤を飲んでも、眠れないまま、

辛い時間を毎日過ごしている方もいます。


眠れることは、例え熟睡が出来ていなくても、

素晴らしいことであり、幸せなことです。


私は眠れない人には、どのようにすれば眠れるのか、

眠ろうと頑張りすぎると余計に眠れない人もいますし、

他に不安なことがあれば、そこを少し軽くしてから眠れないかと支援することもあります。


世界中から、不眠症で悩むかたが居なくなるように、

支援を続けたいと考える今日この頃です。