切り替えの早さ

嫌なことや、辛いことがあった際には、

そんな事は早く忘れてしまいたいと思うという人はいませんか?

怒られてもその後にはケロッとして忘れている人を見て、

羨ましいと感じたことはありませんか?


切り替えの早さは、一種の能力のように思います。

怒られたことを忘れている訳ではないけれど、

怒られたことや、嫌なこと、辛いことに捉われず、

すぐに前を向いて、次のことを考える。

反省だけして、前に向かって進んでいる。

羨ましいですね。


では、この切り替えの早さは、才能のように

限られた人にだけ与えられている能力なのでしょうか。

それとも、後で訓練して身につけられるものでしょうか。

私は後者のような気がします。


スポーツの世界では、集中力を鍛え、多少の動揺を抑え、

切り替えを早くする為のメンタルトレーニングがあります。

大声を出すのも一種の気持ちを切り替える為の行動です。

気持ちの切り替えも訓練により高めることができると思われます。


私はイライラしてしまう時には、非常に感動する小説を読むようにしています。

挫けそうな時には偉人の伝記を読むようにしています。

そして、その読んだ内容を覚え、次にも同じような気持ちになった際には、

話の内容を思い出し、気持ちを切り替えるようにしています。


もし、皆さんも気持ちの切り替えを早くし、

前を向いて動きたいと思うのであれば、色々なメンタルトレーニングがあります。

心の動きを鍛える訓練があります。

私はメンタルトレーナーではありませんが、一緒に鍛える方法を考える事はできます。

そんな事を、最近のカウンセリングの中で考えていた今日この頃です。