今日は、文化の日で祝日ですね。
この由来は「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」という事らしいです。
先日、面白い話を伺いました。
文化は学校などで学ぶ場面が多いです。
この学校は英語で「school」といいます。
では、この語源は何だと思いますか?
それは、schole(スコレー)という言葉らしく、意味は「暇・暇つぶし」らしいです。
その暇つぶしの場所から由来し、schoolというらしいです。
本来、文化や勉強を学ぶには、暇が無くては学べないそうです。
確かに、明日食べる物が無く、来月にお金が尽きる状況で、
文化を学ぼう、心理学の勉強をしようという方は居ませんね。
生活できる環境があり、暇がある際に、多くの事を学べるそうなのです。
一方で、現在の学生は暇が無いそうです。
小学校から塾に通い21時でも送迎バスや駅まで講師が学生を送る姿を見かけます。
中学校では内申点が1年から見られるため、授業にクラブに委員に塾と大忙しです。
多分、私よりも頑張っている気がします。
高校に入ると、大学受験のための勉強に大忙しです。
大学に入ってようやく一息つけると思いきや、
大学一年から勉強・ゼミ・アルバイト・サークル・ボランティアなどに取組み、
3年後の就職活動に備えましょうと焚き付けられます。
殆ど暇が無く、勉強を詰め込まれるだけで、
自ら学ぶ勉強や、文化を学ぶ時間がないように感じます。
そのような中で最近の若者はマナーがなっていない、
ハングリー精神がないと言っても、無理な話です。
マナーを学ぶ期間を与えず、文化を学びたいという意欲を持つまで待つこともせず、
暇を持て余した結果、何かに没頭するという過程を取り上げています。
ただ、一方的に与え続けられたことをやるしかないので、
意欲的に取り組む事が難しい状況です。
今日は文化の日です。
ただの祝日と捉えず、文化を子供達が学ぶ為には、
どうしたらいいのだろうと考える機会にしても良いかも知れません。
そのように考えながら、今日はのんびりと過ごしておりました。
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