不安が強過ぎると、睡眠を妨げ、
しんどい日々が続き、気力が無くなり、
何も出来なくなる事もあります。
不安がずっと心の中にあると非常にしんどいです。
不安に関して、面白いお話を伺いました。
不安は寝室にいる蚊のようなものだと仰る方がいたのです。
寝室にいる蚊は、何処にいるかぱっと見ても分かりません。
ただ、寝始めると耳元に「ぷ~ん」と羽音がして、
目が冴えてしまいます。
そこから探し始めても、なかなか見つけられません。
ようやく見つけられて、倒しても、
何となく羽音の様な音が耳に残り、
まだ蚊がいるのではないかと考え、安眠ができなくなったりします。
不安も同じで、いつもしっかりと目に見えるわけではありません。
むしろ、目の前に見える不安は、大きいけれど、心にずっしりと残り続ける訳では有りません。
何となく漠然としている不安の方が心にずっしりと残ります。
そして、不安を何とか乗り越えたとしても、
不安の種は一度で全て無くなる訳では有りません。
もっと大変な状況になるんじゃないかと不安になり、
安心が出来なくなってきます。
いっその事、どうせ蚊に噛まれても少しかゆいだけだと割り切れると、
楽になるかもしれません。
耳栓をして、蚊なんて気にしないと思って眠ってしまうと楽になると思います。
不安も、きっと何とかなるだろうと割り切れると元気になるかもしれません。
不安と寝室の蚊は質は全然違うと思いますが、
似ていることもあるかもしれません。
どちらも、耳栓をし、不安に目を向け過ぎず、
気にしないようにする事が、一番なのかもしれません。
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