ストーリーの力

本日は10月1日です。

旧暦では神無月です。

私が一年で最も好きな月かもしれません。

それは、10月のストーリーを知っているからかもしれまん。


10月は旧暦では神無月ですが、出雲の国では神有月と言われています。

それは、日本の神話に出てくる様々な神様が、

10月には出雲の国に集まりお祭りをするからだそうです。


その為、出雲の国は10月は神有月、

他の地域は神様が居なくなるため、神無月と言われているそうです。


ストーリーを知ると、色々なモノが好きになったり、

考えが変わったりします。


例えば今朝の出勤の際にすれ違った人が、

もし、小学生の時に隣のクラスで勉強していた同級生で、

しかも、中学・高校・大学と実は同じ大学だったけれど、

全く話したことが無かった人だったとしたら、

どのように思うでしょうか。


今まで目の前の人と特に話したいと思っていなくても、

田舎の話をしてみたいと思わないでしょうか?


カウンセリングの中でも、クライエントに様々な事をストーリーのように語って貰います。

そうすると、一冊の小説の主人公のように相手を思えて、

非常に魅力的な人に感じる時があります。


そして、ストーリーを語るように、自分の過去を話して貰うことで、

自分自身に対して気付きが起こり、

現在、抱えている悩みや辛さが解消される事もあります。


例えば、今抱えている危機があったとしても、

過去には同じように危機が起こっていたけれど、

それを何とか乗り越えていた事を思い出せると、

今の悩みが少なくなる事もあります。


そして、自分が抱えている不安も、

自分の過去を話すことで、過去に起因する不安であることに気付き、

実は、今はそこまで不安に感じる必要がないという事に気づくこともあります。


ストーリーには多くの力があります。

そして、ストーリーを知る事、自分のストーリーを語る事により、

多くの変化が起こります。


皆様も一度、自分自身の人生をストーリーとして語ってみませんか。

私で宜しければ聞かせて頂きたいと思います。