自分だけが気付いてしまうこと

ここ最近は自分だけが気付かないことをブログに書いていましたので、

逆に自分だけが気付いてしまう、気になってしまう事について、

私の考えを書いてみようと思います。


他の人は平気そうなのに、自分だけ気になってしまう、気付いてしまうことはありませんか?

例えば、電車を待っている時に、きちんと二列になって並んでいないと気になってしまう。

例えば、人の顔色の変化を他の人は気付かないのに、自分だけは気付いてしまう、

そんな事はないでしょうか。


ただ単に勘が良いという方もいますが、

自分自身では不快に感じるのに、自分だけが気付いてしまうという事はあります。

絶対音感を持っている方は、素晴らしい部分もあるそうですが、

音がやはり気になってしまい、日常生活で不快に感じる事もあると聴いた事があります。


同じ様に、育ってきた生活環境が複雑で、

育ての親に気を遣わなければいけない、親の表情を見て注意を払いながら

生活しないといけない環境に育った方は、他の方よりも人の表情に注意を払うことがあります。

その為、人と話していても、一瞬一瞬の表情が気になってしまうのです。


私の様な仕事であれば、人の表情を注意深く読み取る訓練をしますが、

それは、カウンセリングの場面で集中して発揮するので、

普段はそこまで人の表情を読み取れません。

(私の集中力が無いだけですが・・・)


ただ、普段から無意識に表情を読み取りすぎてしまう、

気付いて、気にしすぎてしまうと、それは非常にしんどいです。

人の顔色を見たくないと思っても、無意識に読み取ってしまうのです。

しんどいですね。


自分自身、他の人は気にしない所なのに、気にしてしまう。

気付かないし、気にも留めないことなのに、気付いてしまい悩んでいる場合には、

どうして気にしてしまうのか、意識して気付く・気付かないという事を

切り替える方法はないのか一緒に考えさせて頂きたいと思います。


今までご相談に来られた方の中にも、どうしても人の顔色が気になってしまう、

自分が悪いことをしたんじゃないかと考えて自分を責めてしまうという方がいらっしゃいました。

無意識に気にしすぎて疲れてしまうという状況は、精神的な疲労が非常に溜まります。


そのような状況から抜け出し、楽に、自分らしく過ごせる

そんな日が来るようにサポートさせて頂きたいと思います。