ソーシャルスキル

ソーシャルスキルという言葉を聞いた事はありますでしょうか。
社会の中で他人と交わり、共に生活していくために必要な能力と定義されており、社会性やライフスキルと表現される場合もあります。

例えば、友人や職場の同僚とのコミュニケーション、
人とすれ違った時の挨拶や、ぶつかった時の謝罪、
何か分からない時に質問をしたり、誰かに何かをお願いするなど
様々な場面での対応や自分の行いなど、
基本的な場面から、
自分の行いがきっかけで誰かに迷惑を掛けてしまう場合の対応など
難しい場面での対応能力もソーシャルスキルとして
扱われています。

このように考えると、ソーシャルスキルとは、
多くの人に必ず関わり、さらに非常に大切なスキルだと感じる方が
多いと思います。

このソーシャルスキルですが、本来は幼い頃からの
学校内での生活や、近所付き合い、親戚付き合い、
学校の先輩との関わりなど多くの人と関わる場面で学ぶ方が多いです。
ただ、最近では、近所付き合いが減ったり、
小学校の低学年の時に、高学年の人に遊んで貰う場面が
減るなど、多くの場面でソーシャルスキルを身に付ける場面が
少なくなっています。

その結果、自分が失敗をしても素直に謝ることができず、
その失敗がさらに大きな失敗を呼び込んで、どうにもいかなくなり、
大きなストレスを抱える人も出てきています。
これは昔の私です。

皆さんは、ソーシャルスキルに自信はありますでしょうか?
私は昔の私から見ると多少は成長したと思いますが、
まだまだ不足していると思っています。

もし皆さんの周りに人付き合いが下手な人がいた際には、
何をしているんだと怒るのではなくソーシャルスキルが足りない人だと考え、
サポートするつもりで、付き合いをして貰えると、
その人のソーシャルスキルが向上し、人付き合いの仕方が良くなると思います。

スキルですから、磨けば成長をします。
自分のソーシャルスキル、人のスキルを磨き、
円滑な社会が作る事ができれば嬉しいなと考える今日この頃です。