心の浮き沈みの辛さ

嫌な事が起こった時に、いつまでも考えていてもしょうがない。

そんな事はさっさと忘れて、前向きに考えろと言う方が時々います。


少しでも気を紛らわせよう、励まそうという気持ちで言っているのなら分かりますが、

本気で言っている方は、どのような思いなのか、不思議に思うときがあります。

本気で、さっさと嫌な事は忘れなさいという方は、

自分自身の記憶を自由に覚えたり消せたりする方なのでしょうか。


嫌な事を忘れたいと思ってはいるけれど、なかなか消えない。

少しは違う事を考えたいと思って、楽しい事を考えたりしようとするけれども、

ふとした瞬間に嫌な事が頭をよぎって落ち込んでしまう。

それが何回も繰り返されると、精神的に非常にしんどくなってしまいます。


私にも経験があります。

非常に嫌な事があり、とても落ち込んでしまいました。

このままではいけないと思って、自分が楽しいと思えること、

気がまぎれそうな事をしました。


確かに楽しいと思えることをしている時は、

嫌な事を忘れる事ができます。

しかし、ふとした瞬間、例えば階段を昇っているとき、

エレベーターに乗った瞬間、電車を待っている瞬間、

お風呂に入っているとき、眠る瞬間、

そんな時に嫌な事が頭をよぎり、落ち込むのです。


感情のジェットコースターといえばいいのでしょうか。

それが一日中続くので、どっと疲れ、何もする気力が次第に湧かなくなってくるのです。


そのような状態で苦しんでいる時に、何故忘れないんだと言われても、

しんどいだけですね。


そのような嫌な事も、その嫌な事が過ぎ去ってしまったり、

心の中で整理が付いたり、何かのきっかけで無くなる事もあります。

私は、心の整理を付けて、感情の浮き沈みが激しくならないように、

サポートさせて頂きたいと考えています。


感情の浮き沈みに悩んでいる方や、

感情の浮き沈みに苦しんでいるのに、周りに理解されずさらに苦しい方は、

私は話しを聞き、理解し、一緒にどうすればいいかを考えることしかできませんが、

是非ともさせて頂きたいと思います。

一度、ご連絡を下さい。


そんな風に思う今日この頃です。