大きな夢じゃなくても立派

現在、日曜日のドラマで「天皇の料理番」がされています。

その当時、蔑まれていた料理人という職業を選び、

日本一の料理人になった秋山徳蔵のドラマです。


幼い頃から、厄介者で、お寺に修行に行っても追い出されるような人でした。

しかし西洋料理に出会ってから、日本一の料理人になるという大きな夢に向かうようになり、

様々な困難があり、幾度も挫折しそうになりますが、

周りの支えなどもあり、幾度も立ち上がり、

日本一となる天皇の料理番に選ばれ、

さらに料理番となった後にも様々な困難を乗り越え、

生きていくというドラマです。


このドラマを見ていると夢に向かって努力する事の大切さ、

現在がどのような状態でも、常に目標に向かって努力すれば

大きな夢が叶う事はあるという事を感じます。


一方で、つい先週の事ですが、

自宅の洗面台の排水パイプが破損し、

洗面台が使えなくなってしまいました。


風呂場や台所で代用していましたが、

非常に遣いにくく、困っていました。


そんな時に排水パイプの交換に大家さんが来て下さり、

汗だくになりながら一生懸命、直してくれました。

すぐに洗面台が使えるようになり、

非常に助かりました。


その時にふと思ったのですが、大きな夢を叶えなくても、

仕事で、人生で常に目標に向かっていなくても、

立派な人生はあるのだと思いました。


困った時に、ホンの些細な助けになるような、

誰にも気付かれないけれど、道路工事の様な、

毎日に生活を全く見えない所で支えている、

そんな生き方をしている人も素晴らしいのではないかと思いました。


仕事を毎日何とかこなしているだけでも、自分の家族を守る為に

ストレスに耐えて、色々言われても耐えて頑張っている。

それは立派な事ではないでしょうか。


そんな事を汗を掻きながら働く方を見て感じました。

大きな夢や目標が無くても大丈夫です。

自分なりに生きる事が立派です。