自分を特別と思ってしまう

人には、何処かしら自分は特別と思ってしまう癖があるように感じます。

何か震災が起こっても、きっと自分は助かるだろう。

きっと自分には何か特別な能力があるんだろう。

そのような思いであれば、小さい時を思い出せば、

思い当たるところがあると思います。


一方で、逆の意味で特別と思ってしまう人もいます。

きっと自分は凄く変だろう。

自分は周りの人、皆から嫌われているだろう。

私だけは誰からも愛されないだろう。

そのように自分に対して悪い方向で特別に考えてしまう方もいます。


先のブログにも記載したとおり、人は自分にとって都合の良いように物事を解釈します。

それは、良い方にも、悪い方にも、です。

自分にとって納得ができる方向に解釈するのです。


自分が自分を嫌いであれば、

自分は世間から、世界から特別嫌われている存在だと思い込んでしまいます。


自分は素晴らしいと思っていると、

自分は特別な能力や、運命があると思い込むこともあります。


そして、自分は普通だと思っていると、

ありきたりな毎日を過ごし、代わり映えの無い平凡な人生を送ると思い込みます。


私は、自分自身を特別に感じようと、

普通の人間だと感じようと、どちらでも良いと思います。

それが、ご自身にとって幸せであれば、良いと思います。


しかし、自分は皆に嫌われていると思うけど、

嫌われて、回りの目を気にして、気遣って生活する毎日がしんどい。

ストレスを感じる、将来が不安と言うことであれば、

自分だけに適用している特別は、「本当に特別」なことなのかを一緒に振り返り、

本当は、そんな事はないという事実に気付き、

全員に嫌われている訳ではなく、手を差し伸べてくれる人もいるということに、

気付けるように支援させて頂きたいと思います。


自分自身の考え方で、特別の方向性もきっと変わってくると思います。

悪い方向の特別から、普通や良い方向に向かえるように一緒にかんがえていきませんか?

そのように感じた今日この頃です。