皆さんは小さい頃に怪我をして、未だに気になる部分がありますか?
私は、小さな頃から体が弱く、小学生の頃は喘息の発作により体育を休み、殆ど運動をしてこなかったです。
その結果、特に球技が苦手で、自分とボールに対する距離感がさっぱり分からなくなりました。
ある時に体育の授業でバレーボールを練習していた際に、トスを上げようとして、
どのようにひねったのか、右手親指の付け根が非常にいた痛くなりました。
多分、自分とボールの距離感や位置関係が分からず、トスを右手の親指だけでするような形になり、
バレーボールで指を痛めてしまったのだと思います。
それから右手の親指が何となく痛い状況が続いてきましたが、
先日、部屋の掃除をしていた際に、右手親指に力を掛けてしまい、
そこから何となく痛みが強くなってしまいました。
放置しておくと特に問題ないのですが、動かすと痛くなります。
抜本的な治療には、1度病院に行き調べて貰う事が必要だと思いますが、
そこまで痛い訳でもない為、なんとなく放置している状況です。
さて、先日とある方からの相談を受けました。
この方も私と同じ様に古傷を抱えていました。
しかし、この傷は身体の傷ではなく、心の傷でした。
何となく、人付き合いに関して、自分自身でおかしいのかもしれないなと思っていたそうですが、
本当におかしいのかもはっきりせず、何となく曖昧なまま、おかしいなと思い続けていたそうです。
私とのお話しの中で、過去の経験から来る恐怖感で、人に対して緊張や不安があると分かり、
幼い頃の恐怖心が古傷のように疼いているという事が分かりました。
幼い頃に受けた傷、例えば親からの無関心や虐待、ネグレクトなどは大きな傷になりますし、
小学校、中学校のいじめも、心の傷になる事が多いです。
その傷から自分自身を守る為に攻撃的になったり、へりくだるようになったりするなど、
様々な行動を人は身に付けていきます。
それが違和感となり、大きくなってからも何かおかしいと感じながら、
生活をしているのかもしれません。
そして、あるきっかけで、この古傷に気付いた時から
少しずつ昔の傷を治療していき、違和感をなくし、自然体で生活できるようにしていきます。
皆さんは古傷が疼く様な、何か違和感はありませんか?
私は身体の方は三箇所ほど気になる所があります。
心にも自分では気付かない古傷があるかもしれません。
積極的に見つけ、癒して生きたいと考える今日この頃です。
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